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2010年7月30日 (金)

大吟醸古酒

 夏の日本酒の會も盛装。今回は大吟醸古酒をお出しした。ベルラン時代に買ひ、冷藏庫でずっと寝かせてゐたもの。食前酒に春鹿の純米大吟醸 活性にごり酒、2006(平成18)酒造年の上喜元大吟醸 斗瓶取り、それに2003(平成15)酒造年の四季櫻「聖」と「花寶」。
 極上のリブロース&ロースにも、古酒の底力で料理に負けてゐない。併し、かう暑いと進まないのだ。大吟醸の美味さは理解できてるし、美味しいのに、杯が進まなかった。

Sake1Sake2


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2010年7月29日 (木)

原畫

 秋葉原での印刷機の展示會へ行ったついでに、開田裕治丸山浩 二人展「ウルトラ戯畫」を觀る。怪獣繪を描かせれば當代随一の開田と、平成ウルトラマンシリーズの意匠を考へた丸山の二人の原畫が觀られた。ウルトラマン世代の我々には「ウルトラQ」「初代ウルトラマン」「ウルトラセブン」くらいまではしっかりテレビで見たので忘れられない。
 開田のロットリング万年筆の線畫「初代ウルトラマン」が夜の街に聳え立つ、その陰影と云ひ、丹念な線引きと云ひ壓巻。極彩色もあつたが、この墨繪の世界が一番引かれた。その他、堂々と描かれたご存知バルタン星人、ケムール人、エレキングだの怪獣の名前は未だにスラスラ出て來る。他にもスプレーで濃淡を附けた朝燒けを背景に立つウルトラマン等、開田の怪獣に對する愛を感じる。

 そして、丸山のティガやダイナの最終決定稿や没稿の細部の違ひも面白い。決定された意匠が造形になると、また微妙に違つて現在見られる着ぐるみになるやうだから、線のもつ重要性を考へさせられる。

 狭い會場の奧一部が原畫で、手前の壁にはその縮小複製畫をサイン入りで販賣もしてゐた。但し、オリヂナルの原畫にも複製畫を販賣してゐるのと同じ説明文で書かれてゐるので、一體どれが原畫なのかと一瞬戸惑ふ。デジタル印刷の複製畫は確かにかなりの再現力はあるが、原畫の醸し出す力を感じないから不思議だつた。

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2010年7月28日 (水)

樂飲會

 Susi1Susi2Susi3 銀座ワイナックス主催の樂飲會に出席。寿司と獨逸ワインと云ふ珍しい組み合はせに舌鼓を打つ。始まる前に色々と説明がある。醤油はない。ガリを食べたら、一度水を飲んでからワインを飲む。一口飲んで、寿司を食べ、口の中で咀嚼してゐる間にもう一口飲む、飲み込んでからまた飲む。さうすると如何に合つてゐるのか、絶妙なハーモニーが理解できる。

 小さなホールに24名。築地玉寿司の店長が自ら出向いて、順繰りに寿司を握る。その間に、ワインが注がれ、給仕が一貫づつ運んでくれる。確かに言はれた通りにしないと、最大限に樂しめない。そこまで、考へ抜かれた組み合はせなのだ。獨逸ワインの輸入では定評のある會社なだけに、同じワインでも百貨店で仕入れるのと丸切り鮮度が違ふ。醤油がないので、生の魚の繊細な味はひがよく解る。

 鯖にゲヴュルツトラミナーと云ふ組み合はせは壓巻であつた。本來、コハダなのだが、よい品が入らず急遽鯖に變更した爲、直前になつてワインも變へたと云ふ。その探求心と云ひ、お客を喜ばせやうと云ふ氣概に脱帽。同じことは他では決して再現できないであらう。何も附け足す必要もなく、餘りに完璧なのだ。
 
 酷暑續きだが、上着着用となり、和装で行った。小千谷縮に海老茶色の博多献上帶、絽の羽織、カンカン帽と云ふ出で立ち。生憎冩眞はない。貴重な體驗となつた。

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2010年7月27日 (火)

奇跡

Photo 今月の演舞場、夜の部は《暫》の後に、文樂で名高い《傾城反魂香》。

 村に虎が出るので退治をしよと百姓達が大騒ぎしてゐるが、實は繪から抜け出た虎の精であると判明し、繪師土佐将監光信(とさしょうかんみつのぶ)の弟子の修理之助が見事に描き消す。それにより土佐の名字を許され、主君のお家の大事に向かふが、兄弟子の又平は吃音の上、手柄もなく、名字も許されず、悲嘆に暮れた擧げ句に夫婦共々自死を決意する。女房おとくに即され、辞世の自畫像を手水鉢に描くと、此処で奇跡が起こり、石を貫いて裏側に透けて見えたのです。それにより名字が許され、晴れやかな氣持ちで舞ひ、修理之助の後を追ふと云ふ粗筋。

 吉右衛門の藝達者さが生きた又平が素晴らしい、芝雀のおふくも大汗かいて、白粉が着物にべたべたと附く熱演。近松の分かり易い話が輝いてゐた。

 そして、《馬盗人》。三津五郎が復活上演させたもの。息子、巳之助と息の合つた踊りを見せ、馬が大活躍する。幕切れは馬が花道に入り見得を切り、飛び六法で驅け抜けて樣は愉快そのもの。痛快娯樂であつた。


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2010年7月26日 (月)

一寸、待った!

 グループ交際した男子が本命女子に告白する際、それを阻止しようと他の男子が驅け寄って「一寸、待った!」と云ふ場面がテレビではよく流れる。けふの本題は歌舞伎の《暫》。

 惡人に難癖附けられ、あはや首を切られさうになつた善人を、惡靈を拂ふ靈力を持つ超人が助ける時に「暫く(待て)!」と聲を掛ける。超弩級の派手な装ひも魅力なのは、元々毎年の顔見世興行に加へられる「吉例」であつた爲、物語を見ると云ふよりも、大勢の役者を紹介する必要があつた。テレビでしか見たことがなかつたので、團十郎のお家藝を演舞場で樂しんで來た。

 このヒーロー、鎌倉権五郎景政(かまくら ごんごろう かげまさ)は「筋隈(すじぐま)」と云ふ赤い隈取りに、「車鬢(くるまびん)」と云ふ蟹に角まで生えたやうな髪型、お守りの髪結ひ、袖の中に十字に竹を重ねて、まるで羽のやに廣げ、團十郎家の三升紋(升を三つ重ねた形)を大きく染め抜いた海老茶色した「素襖(すおう)」という衣裳に、六尺三寸の大太刀を振り回す。兎に角、デカさを強調してゐる。

 一方、惡人の清原武衡(きよはらの たけひら)は身分は高いので「公家荒れ(くげあれ)」と云ふ青い隈取りで憎々しげ。こいつは権力者だから、命令するだけ。そして、「鬢(びん)」の毛が鯰の髭(ひげ)のやうに長く伸びた入道震斎(にゅうどうしんさい)は鯰坊主(なまずぼうず)と呼ばれた道化役。
 實際に暴力を振るふ敵役たちは関取のやうた體格で腹を出し、全身赤く塗つてゐるので「赤ッ面」と云ふ。それに女スパイの照葉(てるは)だとか、兎に角豪華な舞臺。我々の世代はウルトラマンが怪獣をやっつける痛快さを喜んだが、江戸時代の人も同じだつたのだらう。

國立劇場提供の錦繪

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2010年7月23日 (金)

炭火

 弊社の大廣間となる牡丹1と2、蘭1と2の座敷の空氣調節設備並びに換氣扇を取り替へる爲、8月17日(火)迄改修工事に入りました。皆樣にはご不便をお掛け致しますこと、お詫び申し上げます。

Iseju さて、今週は淺草「ちんや」の呼び掛けで淺草「火曜倶樂部」に參加した。淺草界隈は月曜日定休のお店が多く、三連休の場合は振り替へで火曜日が店休となる爲、あちこちに食べ歩きに出掛けると云ふもの。この日は小傳馬町のすき燒屋「伊勢重」へ。

 弊社よりも古い1869(明治2)年創業。何と云つても特徴的なのは今も炭火を使つてゐること。丸盆に水を張り、その上に鐵枠火鉢の中に熾し火が入り、鍋が載る。牛肉の小賣りもしてゐるだけに、各地の最上級の黒毛和牛の部位が順繰りに炊かれ、美味い。然も、ちゃんと熟成されてゐるので、脂身が甘く、肉が軟らかい。
 最後は「饂飩」、裏メニュとして「おじや」と云ふ弊社にはないものばかり。素晴らしい。勉強になる。かう云ふ會でもないと、よそのすき燒屋へはなかなか行けないもの。

 ホテル・ニューオータニの「岡半」、「淺草今半」ご主人の他、淺草の老舗どぢゃうの「飯田屋」ご主人、もんじゃの「雷門おすぎ」のおかみさん親子、鰻割烹の「川松」のおかみさん親子が集ふ樂しい會であつた。


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2010年7月22日 (木)

盛装

 京都造形藝術大學通信教育のお手傳ひに、また外苑を訪れる。師匠の希望で真夏の盛装。矢鱈と目立つので困るが、涼しいことこの上なし。


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2010年7月21日 (水)

晝間から

Yakata 久し振りの屋形船は午後三時からと日が高く、いつもと風景が違つた。日の高い内から麦酒を飲む開放感は堪らない。赤潮の所爲か、大雨の所爲か、東京灣は汚いものの、水面を亙る風は清々しくて氣持ちいい。遠くに見えるスカイツリーも着實に高さも増えてゐる。

Yakata2

Yakata4


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2010年7月20日 (火)

また應援する

 MotoGPの獨逸GPでは6週間振りにヴァレが復活。松葉杖を突く姿は痛々しいが、堂々に4位。表彰臺は逃したものの、ケーシーとの一騎打ちの三位爭ひは鬼氣迫るものがあり、兩者共々一歩も引かず、激しい抜き合ひであつた。ダニの優勝よりも、ヴァレの復歸を印象附けるものとなった。

 さて、以前、日本美術應援團のお話をした。前回は文庫しか讀まなかつたが、紹介した友人が他の本も樂しかつたと云ふので、單行本も讀んでみた。

 面白いことに、同じ日本美術應援團の赤瀬川原平と山下裕二の對談形式なのに、出版社が朝日新聞社、中央公論社、文藝春秋と違ふのが面白い。
 「文化とは美味しさのことである」と大見得を切って、全國津々浦々の名所舊跡を訪ねる『日本美術觀光團』。「本音を傳へやうとすると、美術とご馳走は限りなく重なってくる」と言つて、『オトナの社會科見學』に出掛け、工場にだつて「意圖せざる藝術の迫力」があると職人魂に触れる工場見學に出掛ける『實業美術館』と立て續けに三冊を讀破。痛快娯樂珍道中の記録だと言つていい!文章から追體驗するだけでなく、特別扱ひで奧まで見せてくれなくてもいい、ほんたうに其処を訪ねてみたくなる。

 何でもライカだのコンタックスだの銀燒冩眞機に例へるのも面白く、彼方此方の殘る廢佛毀釈の爪痕の恐ろしさ。
 國東半嶋が赤瀬川の横を向いた頭の形であるとか、構造模型がデュジャンのやうだとか、「トヨタは(圓山)應擧、マツダは(本阿彌)光悦」に見立てる愉快。お勸め♪ 殘るは『雪舟應援團』のみ。

日本美術観光団Book日本美術観光団

著者:赤瀬川 原平,山下 裕二
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日本美術応援団 オトナの社会科見学Book日本美術応援団 オトナの社会科見学

著者:赤瀬川 原平,山下 裕二
販売元:中央公論
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実業美術館Book実業美術館

著者:赤瀬川 原平,山下 裕二
販売元:文藝春秋
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2010年7月16日 (金)

ベルゴンティ

 ヴェルディ協會の公演、映畫「世紀のヴェルディ・テノール: カルロ・ベルゴンツィ」を觀に、東京文化會館の中會議室へ行った。マウロ・ビオンディーニ脚本、監督により撮られたもので、まだご本人は健在だが、思ひ出を語つてゐる。原語上演の爲、何を言つてゐるのかさっぱりだつたが、曲名やら歌手名、または指揮者の名前位は理解できる。先導者がヴェルディの屋敷の中で色々と語るので、色々と思ひ出す。

 ワインツアーを企劃してトスカーナを訪ねた際に立ち寄ったことがある。わざわざ、ヴェルディの屋敷を見學にサンタガタへ行ったのだ。その際、ブッセートの町中で彼が經營する旅籠「イル・ドゥエ・フォスカーリ」で晝食を摂ったことを思ひ出した。生ハムの旨かったこと、微發泡ワイン「ランブルスコ・ロッソ」が乾いた喉に優しく、忘れられない。ミラノにお住ひ故、お會ひできなかつたが、彼の聲はレコードで今も聽きける。

http://www.youtube.com/watch?v=nTGYxSz4KWY


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2010年7月15日 (木)

甚内波

Jinnai 短角牛を食らふ會には、すきや連の仕掛け人のひとりでもある坂田甚内さんもいらした。益子で「櫻杜工房」を開き、陶藝に留まらず、硝子など、豪快な食器を生み出す。常識に囚はれず、大擔な作風は亡くなられた角偉三郎さんに通じるものがある。初めてお會ひした時は迫力ある風貌からおっかない人だと思つた。その邊りも角さんと一緒。何せ遊び心滿載の人だから、抽斗が多い。月曜日は生憎の空模樣で和服は諦めて、細身の背廣に蝶ネクタイで行つたのだが、何げにこちらの装ひも褒めて下さり、恐縮した。

 ふと首元に洒落た手拭ひをしてゐると思つたら、ご自身の意匠だと云ふ。特に波模樣への拘りは器だけでなく、こんなところにも現れてゐた。箱瀬淳一さんの輪嶋塗蒔繪にも波模樣があつた。案外、自分も波が好きかも知れない。そこで、餘りに素敵だつたのでお強請(ねだ)りして一枚頂いてしまつた。その上、喧嘩しても外れないと云ふ喧嘩被りだとかまで傳授してくれた。さすが懐が深い。

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2010年7月14日 (水)

短角牛

Tankaku1Tankaku3Tankaku2 日本の食用肉には、1900(明治33)年から在來種改良の爲に輸入した歐州系を交雑した「黒毛和種」の他、短角牛と云ふのがある。岩手縣在來品種の南部牛を基に英國からショートホーン種を交雑して作られたもの。淺草「ちんや」で行はれたすきや連で始めて口にすることができた。然も、國産、道産飼料100%を與へてゐる「北十勝ファーム」(足寄町)からファームマネージャーの上田金穂さんを招いてお話も聞けた。

 匂ひ立つやうな黒毛和種の脂質の甘味よりも、安全な飼料を與へ、霜降りよりも牛の旨味を追求してゐるのでステーキには最高だらう。通常の醤油仕立ての割り下だけでは物足りないので、赤味噌と挽肉をまぶしたものを加へると肉本來の旨味が一層引き立った。但し、長期熟成してはゐるものの、脂質が少ないので直ぐに硬くなる。
 すき燒屋の主人たちが好き勝手に炊いてゐるのに、仲居がいきなり水を足したり、手出しをするものだから、殘念な味はひになったのが勿體なかった。


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2010年7月13日 (火)

死ねばいいのに

 最近話題のアイフォンでは情報だけが買える電子書籍が流行つてゐると云ふ。友人にもひとり持つてゐる人が居た。彼は書籍よりも、アイポットで撮った冩眞を整理し何処で撮ったか迄記録すると、。地圖上に表示されると大喜びして見せてくれた。

 さて、その電子書籍で1萬部以上賣り上げたと云ふ京極夏彦 『死ねばいいのに』 講談社 を讀んだ。勿論、畫面を擦るのではなくて、指で一枚一枚捲る紙の本である。おどろおどろしい妖怪か何かの話かと思つたら、知人の女性が死んで、どんな人だつたのかを尋ね歩く無職の青年ケンヤ。尋ねる人は彼女の話など全くしてくれない。自分の話ばかり…。

 もしも、突然「オレ頭惡いから、怒らせたらすみません」と謝り乍ら尋ねる胡散臭い青年が來たら厭だと思つた。こんな奴に關はったらロクなことにならないと思ふ。併し、彼女の話を訊かれた筈が、皆一應に自分が不幸だと身の上話をしてしまふ。のらりくらりと巫山戯(ふざけ)た態度に苛附き乍らも、結局、正論を吐かれてしまふ。何なんだ、これはと思ふまま、一氣に讀んでしまつた。然も、色々と考へさせられる。實に深い小説、面白かった。お勸めする。

 


死ねばいいのに 死ねばいいのに


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2010年7月12日 (月)

ベル

Bell この週末、昨年お世話になつた母校、京都造形藝術大學の通信教育講座、「學藝員課程」の博物館學Ⅱの1のスクーリングを手傳ふ爲に外苑學舎へ。昨年、京都では受ける側であつたが、今年は教へる側となつた。人形町の學舎に比べると、外苑は天井が高く、最新設備が整ひ、機能的。但し、人形町と同じく學生食堂が無く、近くに氣樂に食べられる飲食店がないのが唯一の欠點。

 實習の途中、事務所の手違ひで師匠が進路相談に行つてしまひ、 急遽、學友と二人で實習を見ることに(瀧汗)!夢の企劃展示を4~5人の班に分かれて、開催要項を作成し、他の人の前で7分間發表する。 6班それぞれ個性的な發表をしたが、郷土愛に溢れた班が優勝した。

 今回、特別の計らひでベルを鳴らさせて貰つた。發表を開始してから5分で1ベル、6分で2ベル、7分で強制終了。 思ひを込めてベルを鳴らさせて貰った♪

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2010年7月 9日 (金)

親子すき燒體驗の募集

今年もやります、親子すき燒體驗!

夏休み特別企劃 「親子體驗食味學習會」
すき燒に就いて學び、自分で調理にチャレンジ!

2010年8月25日(水)11:30~14:00
會費 小中學生と保護者のペア \10,000(お土産付)
募集 10組20名
主催 社團法人 國際觀光日本レストラン協會

レクチャー後、お子様ご自身にすき燒を調理して頂きます♪

食育として食べ物の大切さ、食事の作法、感謝の気持ちを知ろう!

※協会から補助金が出ているので、豪華な食事内容です。

http://www.joy.ne.jp/restaurant/
申込書pdfをダウンロードの上、必要事項を記入し、
レストラン協會事務局迄FAXにてお申込み下さい。


Oyako
昨年の樣子

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2010年7月 8日 (木)

NZ

 新西蘭(New Zealand)ワインの講義と試飲商談會があつた。生憎、携帶を忘れたので畫像なし。講義は「ピノ・ノワールの産地を巡る」と題し、2007年産と2008年産に分けたそれぞれ5種類の産地別のピノ・ノワールを味はふ。マルティンボロウ、ネルソン、マルボロ、ワイパラ、セントラル・オタゴと北嶋の南から更に南の地區にピノ・ノワールが植ゑられてゐる箇所は偏るのだと云ふ。

 10種味はつてみると、それぞれの個性が出て面白い。但し、造り手の個性も反映されるので、一概にその土地の特徴とも云へない。また、ブルゴーニュと違ひたかだか數十年の歴史しかなく、長期保存に耐えられるのかも解らない未知なところも魅力。切磋琢磨し作り手同士が情報公開し合つて、向上して行かうと云ふ氣概に滿ちてゐるのも新大陸ワインのよいところ。

 そして、隣の會場では業者向けの試飲商談會。造り手自信がワインを注ぎ、直接説明を訊けるまたとない機會でもある。久し振りに楠田浩之さんにもお會ひしたが、息子さんもお父さんの背丈を超えたとか、ワイン以外の近況も聞けた。また、訪ねられるのは何時になるだらう。
他にも講義の通譯をして下さった方を始め、Kokolo Farmの太田直幸さん、ワイン好きが高じて畑を持ちワイン造りまで始めた大澤ワインズなど、日本人で活躍する人も多い。

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2010年7月 7日 (水)

解體

P1040520 桶川のホンダ飛行場に繋留してあつたツェッペリンNT號の解體が今週から愈始まつたらしい。何処か買ひ取つて、國内で遊覧事業を繼承してくれないものだらうか。悲しい。
 畫像は昨年、搭乘した際のもの。一生の思ひ出である。


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2010年7月 6日 (火)

足元の寶探し

Gaien1 京都造形藝術大學と東北藝術工科大學の外苑學舎(キャムパス)開校記念企劃(オープンイベント)に參加した。初ッ端を飾る特別談話會は面白かった。

 外苑學舎開校の挨拶では、「生きる」をテーマとする東北藝術工科大學では、土に携はれるやうに農業にも取り組み始めたと松本學長が話し、京都が彌生を代表するとすれば、山形は土の匂ひを代表する縄文なのだと。教授と學生たちで上手に枝豆を育てたところもまれば、ほったらかしの雑草ばかりに見える畑もあつて個性が出て面白いらしい。

 演臺の背景に書かれた「藝術立国」の文字から、日本的なものを「和風」と云ふが、和は全く異質なものが集まり、他を認めつつ、調和を生むもの。聖徳太子が唱へた「和を以て貴しとなす」からずっと、平和の思想であり、絶妙な釣り合ひを生むものだと千住學長(京都)が語る。話がとても上手。この外苑の土地は近代化の象徴となった明治天皇を祀ってあり、學徒出陣壮行會が行はれた所であり、これから平和を打ちして行くのに相應しい場所なのだとも。昨年、最後のレポートに「明治神宮の森」を書いたので、自分にとつてもとても大切な場所となつた。

 さて、榎本了壱デザイン學科長(京都)が司会を務め、いきなり國際電話。ロス・アンゼルスから電話で參加した秋元康副学長(京都)は現場で覚えて来たことが多いので、自分の学生たちにはプロの仕事に触れさせていると現在の取り組みを紹介後、東京に芸術家が集まる場所が要ると外苑キャンパスの必要性を説明。

 宮島達男副學長(東北)は人の營みには技術が欠かせないと言ふ。あらゆる技術を使ふ爲に、授業では必ず最初にヌードを描かせる。最初の二分間は局部に目が釘附けになるかも知れないが、根源的な感動がある。 人體を知るのは他者を理解する第一歩なのだ。

 小山薫堂企劃構想學科長(東北)は「日常の幸せの積み重ねが一番の幸せ」となり、豐かな生活となる。小さなことに氣附く大事さ、幸せを見附ける企劃に就いて學ぶのだと。

 辻仁成教授(京都)は日本は豐かになったから、實は自殺が多いのではないか。テレビ、ネット、講義と皆一方通行がいけないのではないか。人間とは何かと云ふ問ひ掛けをして行きたい。教へるのではなく、問答を通してお互ひに學びたいと。

 そして、千住學長の突然の閃きにより、鍵言葉が決まる。「足元の宝探し」!

 夜中に社員を使つて捻り出した議題は、あっさり30分前の打合せで否定され、どこまでも自由に進める千住さんの力の源は「自信」なのだと、氣附いたと小山さん。

 ネット環境が整ひ、誰もが發信できる世の中は情報に溢れてゐるが、その限界もはっきりした。現實行動をしなければ、五感は全く傳はらないし、得られないもの。通信教育だけでよいのか、行動を起こして行くことが重要なのだ。かうして新學舎で、全ての人にアートを、感動を共有できる場を提供する。

 人間こそはすべてアートなのだ。畫號やハンドルネームを使ひ分け、幾つもの自分の顔をもてる時代。ネットで遠くを照らす人間燈台に拘ると、足元を照らせなくなる。自信を持ち、全ての枠組みを取払ひ、自分らしさをひねり出して行く。足元に寶はないかも知れないが、自分で見附け出し掘り出して行かう。

そんな、話でした。千住さんがカラオケでマイクを放さなかったとか、小山さんの事務所でパンやを經營してゐるなど、面白い話は澤山あつた。


 

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2010年7月 5日 (月)

34歳

 昨日は加藤大治郎選手の34歳の誕生日。鈴鹿の事故から早7年。恒例のお墓參りを朝一番に濟ませた。

 奇しくも、カタルニアGPのMoto2級では高橋裕紀が4年振りに優勝を飾ってくれた。初ッ端の第一角で多重衝突により、富澤祥也が沈んでしまつたのとは、好對照に順位を上げ、獨走體制での今期初勝利。2004年の7月4日、伯剌西爾リオGPでは玉やん(玉田 誠)も優勝してゐるから、きっと大ちゃんのご加護は絶大なのだらう。今回、解雇されたパシーニの代役初參戰で手島雄介選手[昨年全日日本周回軌道競走(ロードレース)選手権 ST600年間優勝]も1點獲得。

 裕紀は2004に日本周回軌道競走選手権 250cc級で年間優勝を決め、翌年からホンダの奨學金で世界へ羽ばたく時は、まだニキビ面の20歳だつた。年末に横濱で行はれた企劃會場は人も少なく、氣の毒な位だつたが、あれから一時はMotoGPを走るまで成長し、途中解雇と云ふ失意の中から、今また新たにMoto2を走る姿を觀ると感慨深いものがある。大ちゃんの遺志は確實に繋がつてゐる。

裕紀の晴れ姿
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おめでたう、裕紀。

加藤大治郎公式サイト


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2010年7月 1日 (木)

季節外れ

Sibaraku 7,8月は新國立劇場の歌劇公演もなく、文樂の東京公演もなく、管絃樂團の演奏會も季節外れ(シーズンオフ)となる。どっこい歌舞伎だけはやつてくれるのが頼もしい。歌舞伎座が閉まつてから、新橋演舞場に舞臺は移つたが、若い役者を中心にまた違つた魅力を振り蒔いてくれるだらう。

 今月夜の部は歌舞伎十八番の内《暫(シバラク)》が掛かる。生憎とテレビでしか觀たことがないので、今から樂しみだ。それに合はせて、今月の手拭ひ額は「暫」にした。顔が見えないのが憎い演出の京都永樂屋のもの。團十郎ではなく、海老藏の顔を想像してもいい。


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