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2010年7月28日 (水)

樂飲會

 Susi1Susi2Susi3 銀座ワイナックス主催の樂飲會に出席。寿司と獨逸ワインと云ふ珍しい組み合はせに舌鼓を打つ。始まる前に色々と説明がある。醤油はない。ガリを食べたら、一度水を飲んでからワインを飲む。一口飲んで、寿司を食べ、口の中で咀嚼してゐる間にもう一口飲む、飲み込んでからまた飲む。さうすると如何に合つてゐるのか、絶妙なハーモニーが理解できる。

 小さなホールに24名。築地玉寿司の店長が自ら出向いて、順繰りに寿司を握る。その間に、ワインが注がれ、給仕が一貫づつ運んでくれる。確かに言はれた通りにしないと、最大限に樂しめない。そこまで、考へ抜かれた組み合はせなのだ。獨逸ワインの輸入では定評のある會社なだけに、同じワインでも百貨店で仕入れるのと丸切り鮮度が違ふ。醤油がないので、生の魚の繊細な味はひがよく解る。

 鯖にゲヴュルツトラミナーと云ふ組み合はせは壓巻であつた。本來、コハダなのだが、よい品が入らず急遽鯖に變更した爲、直前になつてワインも變へたと云ふ。その探求心と云ひ、お客を喜ばせやうと云ふ氣概に脱帽。同じことは他では決して再現できないであらう。何も附け足す必要もなく、餘りに完璧なのだ。
 
 酷暑續きだが、上着着用となり、和装で行った。小千谷縮に海老茶色の博多献上帶、絽の羽織、カンカン帽と云ふ出で立ち。生憎冩眞はない。貴重な體驗となつた。

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