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2010年9月 2日 (木)

誇り高き意匠

 目黒雅叙園に續きサントリー美術館で「誇り高きデザイン 鍋嶋」を觀る。十四代今右衛門の大きな作品もあつたが、鍋嶋藩の色繪の歴史を辿り、構圖の魅力を探り、色や技を見せ、大皿や組皿の妙を堪能し、四季や吉祥の意匠を考へた、非常に優れた展示であつた。

 古伊万里のやうに庶民が使ふ食器と違ひ、献上品や大名の贈答品であつた色鍋嶋はコバルトの呉須、鐵分の赤、青磁の釉が美しいのは當たり前かも知れないが、職人の技が冴へ、細部に至るまで氣を配つた完成品のもつ品がある。格調高い。餘り褒めると今右衛門社長にまたおひとつ如何と云はれさうだ。生憎と十四代のトークライブは抽選漏れで聞けなかったのが口惜しい。

 併し、受附嬢が同級生であつたのには吃驚。毎度、姿を見掛けてゐたらしいが、早く作品が見たいし氣もそぞろで制服のやうな記號に惑はされて、本人と氣附かず。不覺であつた。

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