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2010年10月26日 (火)

創業180年

Kagai1Kagai3Kagai2 弊社は明治生まれの創業130年を迎へたばかりだが、上には上が居て、大阪北濱の「花外樓」さんは創業180年、天保年間に生まれたと云ふ。大川沿ひなので、幕末は尊皇の志士たちが舟で逃げられたとか。此処で開かれた大阪會議の際に、木戸孝允が「花外樓」と命名したと云ふ、傳統と格式のある料亭だ。
 確かに料亭は敷居が高いばかりかお値段も張るが、ゆったりとした空間で疊の上に丸卓子に六人が車座になつて座るのは心地よい。
 座興に澤千左子さんが地唄大阪歌を披露してくれた。芝居好きには堪らない〈五段返し〉、昨日觀たばかりの〈封印切〉の場流れる地唄、〈浪花の四季〉など、大阪らしい盛り上がりを見せた。古典藝能に親しむやうになつたお蔭で、飽きない。

 そして、篠笛の形をした器にぎっしりと子持若〆、鰻八幡巻、鈴子、甘海老、とんぶり、菊花和へ、サーモン博多が詰まり、小鉢には叩き芋に烏賊このわた 三ツ葉があしらへてあつた先附、毛蟹の煮物、九繪、伊勢海老、トロの造里はクエが絶品。凌ぎに甘鯛蓮蒸しが出て、梭子魚(カマス)の燒物、そして翡翠茄子、蒸し鮑、燒松茸、生雲丹に針生姜の強肴、飛龍頭に海老芋の炊き合はせ、そして松茸御飯に牡蠣蕎麦が出て、チーズムースに澁皮煮に果物と云ふ何とも贅澤な品々が卓子を賑はした。然も、旭川の旅館「扇松園」の女將と、これからワインを導入しようと云ふ「神戸たん熊」のご主人が隣で、ワイン談義にも華が咲いた。
 併し、かうも贅澤續きでお腹周りが氣になる。

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