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2010年12月27日 (月)

Kikugo1 歌舞伎名優、六代目(菊五郎)は繪も嗜んだらしい。色紙の菊の繪を描いたものが、すき燒〈今朝〉にもあるが、この墨繪菊花圖は昨年私がまくりで購入したものを、根本彰德堂さんにお願ひして軸に仕立てて貰つたもの。季節に間に合はなかつたがやっと完成した。

 絹本(ケンポン)に墨だけの地味な繪なので、歌舞伎俳優だけに色氣が欲しいと注文したら、金襴緞子ではなく、着物の裂(キレ)を使つてくれたお蔭で、佳い雰圍氣が出た。さすが職人技である。まだ、七作目で裂の柄合はせに四苦八苦してゐる自分の表具の技術では此処まで決してできない。最低、10年は必要だと痛感してゐる。
 綺麗な服を着せて貰ひ、別人のやうに甦つてくれたので、來秋は十二分に樂しませてくれるだらう。

Kikugo2


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