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2011年2月 4日 (金)

明朝表具

J 柄入(ガライリ)裂(キレ)地に一文字(本紙の上下の別裂)、明朝(柱の外側に一本布帶が入る)仕立ての掛軸が完成。十月からなので3箇月半掛かった。薄い正絹裂地を選んでしまつた爲、特に柄合はせに骨を折つた。最初の裏打ちで正方形にしないといけないのだが、どうしても布生地が曲がつてしまふ。およそ縦の柄は揃つたものの、光の加減で糊の濃淡が浮き出てしまつた。また、最初に裂を引ッ張つたらしく、中裏打ちで縮みが出てしまひ左上に皺も殘つてしまつた。擧げていくと切りがないが、義理母の栗繪の本紙に色合ひはよく合つたと思ふ。

 次回は風帶(フウタイ:上から二本垂れ下がる布棒)附きの三段大和表具に挑戰する。天地は同じ裂だが、本紙周りの中廻し、一文字と風帶と三種の裂を選んで來た。丸表具は一種だけなので迷はず簡單に選べたが、組み合はせの妙を見せやうと慎重に重ねて熟慮した。

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