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2011年3月31日 (木)

革命

 自粛の雰圍氣ばかりでやるせないが、映畫「SP 革命編」を觀た。警視廳要人警護警官(Security Police)の活躍を描いたテレビドラマ「SP 警視廳警備部警護課第四係」全10話に加へ、スペシャルアンコール特別編放送後、映畫「SP 野望編」が制作され、更に今回の映畫で完結した。我が家の女性陣たちから繰り返し見せられた爲、つひに一緒に映畫館へ足を運ぶこととなつた。
 いやあ、實に面白かつた。今まで流れてゐたやうなクラシックは今回使はれず、緊迫感が持續し、息をも附かせないテムポよい物語展開、細部まで再現されたセット、何か畫像処理により色調も特殊効果が現れ、大どんでん返しも素晴らしい。都心が舞臺故、知ってる場所でのロケも、あそこ知ってると云ふ感覺も面白い。

 壓巻は何と言つても、國會議事堂内部、特に衆議院本會議場の再現。ロケをしたのかと思つたが、最後まで協力に名前が出ず、セットだと知る。映畫の爲に格闘技を習つたと云ふ主人公、井上薫役の岡田准一。ジャニーズのV6と云ふちゃらいグループの一員くらいの認識でなかつたが、間違つてゐた。大冩(クローズアップ)にも耐えられ、擧銃を構へ乍ら真ッ直ぐ走る姿は振れもなく銃口正面を向いてゐるなど嘘がない。宮藤官九郎脚本の「木更津キャッツ・アイ」で注目されてゐたが、こんなに成長するとは、間抜けなコマーシャルとは大違ひ。役者根性が氣に入つた。

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2011年3月30日 (水)

カフェ

220311 週末は犬を連れて晝食を取ることが多くなつた爲、近場でテラスの在る所が限られて來る。そんな中で、青山一丁目のカフェ246は喫煙者と一緒なのが嫌だが割に良い。晝食時なら1,000圓前後の極めて妥當な値段で食べられる。これは豚角煮とろろ丼。味は濃いがとろろと混ざると丁度よい鹽梅でさらりと食べた。ピザにパスタもあり、表通りから一本入つて靜なのも良い。


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2011年3月29日 (火)

肉を食らふ

Gotham こんな時だからこそ、氣落ちしてゐても仕方がないので、精を附けようと、娘たちのバレヱ練習後に、惠比壽で食事。いつも行く韓國燒肉店が店内半分で營業して入れず、話題の「ゴッサム・グリル」へ行く。東急本店前の旨いパン屋「Vilon」と共同開發したと云ふバンズも魅惑なハンバーガーの店。
 肉への拘りも半端ではなく、ジャージー牛のステーキもお勸めだ聞き、生ハムやら前菜盛り合はせ、サラダ、それにゴッサムバーガー等、家族四人で分けて色々食べた。漂ふ香りからして牛肉の旨味を感じるのだ。一口噛めばまるで歐州に居るかと思ふ程、噛めば噛む程じんわり滲み出て來る深い味はひ。牛肉が旨い。これは本物だと一人昂奮。旨い物ばかり食べさせて來た所爲か、娘たちはさして感動もせず、只美味しいねえの一言で片附けられてしまつた。勿論、バーガーも四つ割にしてくれたので、髭に附かず大滿足であつた。

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2011年3月28日 (月)

改装

Kaiso 地震前からの豫定通り、殘りの座敷の天井工事が始まる。本來なら天井は板張りにして横から噴き出したいところだが、梁があつて空間が確保できず、さりとて以前と同じだと維持管理が難しいと云ふ聲を聞き入れ、致し方なく天井中央に設置が決まる。座敷の格が落ちるなあと思ふと殘念。見榮へが惡くとも、空調が利いた方がいい。


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2011年3月25日 (金)

日本の爲に

 利根川水系から23區に供給されてゐる水道水から放射能が檢出された。乳幼兒には飲ませるなと云ふことで、大人は平氣だと云ふ。自分は素直に嗚呼さうかと思つて氣にしてゐないが、瞬く間に周りからミネラル水が消えた。嚴しい暫定基準故、飲んでも平氣なら違ふ發表方法はなかつたものか。日本人らしい二重基準(ダブルスタンダード)が分かり難くしてゐる。
 
 各國の大使館や領事館の機能を関西に移したり、歸國命令を出してゐる中、瑞典(スウェーデン)大使館は自國民に避難勸告を出さなかったと云ふ。
これは賞賛に値する。素晴らしい。
 
Wexjapan_slideshow WGPでは被災者援助を目的に、MotoGP級全17人のサイン入りTシャツの販売が始まった。

 伯林では3月29日(火)にフィルハーモニーホールで、伯林フィルと伯林州立歌劇場管絃樂團の合同演奏会が開かれる。勿論、ラトルとバレンボイムの指揮で、切符の賣上げや當日會場に置かれる募金箱の義援金はユニセフを通して被災地に届けられる。そして、ネットを通じて全世界に向けて中繼もされるらしい。何とも頼もしい。

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2011年3月24日 (木)

自身で選擇

200311210311 さう云へば先週末にレス協関東支部の役員会があつた。総會に向けての準備であつたが、各店の被災状況を聞くとすき燒 今朝だけでなく何処も苦戰を強いられてゐる。玄關に短艇が突っ込んだとか、被災者の受け入れに始まり、都心でも水漏れ、亀裂、ワイン庫、ワイングラスの破損等樣々。併し、一番困るのは客足が遠のいたことで、黄金週間空け迄はどうにも回復しさうにないと云ふ認識は一致。寂しい限りではあるが、被災地のことを思へば營業できるだけでも有り難い。臥薪嘗膽。

 此処、ガストン&ギャスパール銀座朝川の娘さんが切り盛りする若い方向けの明るい店。自分でパスタを選び、ソースを選び、具材を選らんで注文すると云ふ何とも斬新なもので、外人さんにも人氣だと云ふ。
 ところが我々おじさんたちはパスタの名前を聞いても形が分からないので、コックさんに直接尋ねて注文した。アルデンテの茹で心地もよく、ベーコンに水菜とトマトソースがさっぱりとして食べ易い。サービスで出してくれたクリームチーズには香辛料が綺麗に載せられて、パンに塗って食べると美味。

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2011年3月23日 (水)

悲劇

 ほんたうなら、今頃成田を出發し瓜姆嶋(グアム)へ家族旅行に出掛ける筈であつた。併し、この未曾有の震災直後の計畫停電で營業もままならない中で店を空ける譯にも行かず、氣を取り直して出社。

Hindenburgdvd 先日、獨逸より取り寄せたテレビドラマ「Hindenburg」を觀た。若人の色戀も交へ、最新の調査結果を基に描かれてゐる。其の上、原寸大のセットだけでなく、特殊撮影(SFX)により現實感を伴ふ見事な出來であつた。乘船客の細かい描冩は史實と違ふところもあるが、概ね間違つてはをらず、目くじらを立てる程のこともなかつた。特に客室、食堂、プロムナードデッキの再現は壁の色こそ違へど秀逸。食事の場面では、きちんと商標入りの皿も使ふ念の入り樣。將に乘客たらんとするやうな雰圍氣をもたらした。また、爆發に至る場面も氣嚢が破れ、水素が漏れ出てゐるところに静電氣が走り引火する表現も真に迫つてゐた。このやうな大型飛行船がヘリウムで運航されてゐたらと思ふと悔しい。

Hindenburgdvd2 一緒に手に入れた「Das Geheimnis der Hindenburg」は事故後、檢証に訪れたエッケナー博士の回想から描かれた獨逸第二放送局(ZDF)の2007年製作のテレビドラマ。こちらはやや豫算の少なさが氣になるものの、ナチスにより葬り去られた原因のひとつ、静電氣による引火説が既にあつたことを結論附けてゐる。當時の政治的状況から、レイクハースト海軍基地の指令ローゼンタールは破壊工作(サボタージュ)説を採つてゐたが、真ッ向から否定することとなつた。併し、生き殘つた人々の証言を重ね合はせると、エッケナー博士の結論に軍配が上がると云ふ作り。

 地震の後に不謹慎と言はれるかも知れないが、どうしても今見ずにはをけない氣分であつた。

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2011年3月22日 (火)

應援

Wexjapan_original 一昨日、自動二輪周回軌道競走(ロードレース)世界選手権大會(WGP)開幕戰がカタールのドーハに在るロサイル・サーキットであつた。排氣量800ccのMotoGP級の前に東日本震災の被災者の爲に一分間の黙祷が捧げられ、大いに勇氣附けられた。開幕前にも各選手が聲援を送つてくれただけでなく、腕には喪章、日本語で「がんばれ日本!」の貼紙(ステッカー)を貼り、我々も日本人と共にあると云ふ態度を表明してくれて、實に嬉しかった。確かに、ホンダ、ヤマハ、スズキと日本の製造會社なしに競走競技は存在しないし、友人知人も多いことだらう。我々も自粛ばかりせず、日常生活を送れる人は大いにお金を使つて欲しいもの。

 さて結果はヴァレは肩の怪我が完治せず9位に沈んだが、ホンダ製造會社所有・運營(ワークスチーム)のストーナーが優勝、3位にペドロサ、4位に爆發頭のシモンチェリが入る壓勝であつた。おおいに勇氣を貰ひ風邪も吹ッ飛んだ。

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2011年3月18日 (金)

節電

 被災者のことを考へ、全くヒーターを附けずに節電に励んだ結果、風邪を引く。今のところ、すき燒 今朝は晝食のみ營業。いつになつたら、お客樣が來るやら。

 そんな中、伯林フィルから日本人に向けて聲明文が届きました。まさか、受け手になるとは、思ひも寄らず。今晩の演奏は被災者に捧げられ、放送はネットで無料中繼放送される由。素直に嬉しい。

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2011年3月17日 (木)

自粛

 震災の影響でカルチャースクールでの表装教室もお休み。原發事故により、フィレンツェ歌劇場公演も中止で歸國命令が出た。何処へも行く宛もない人は靜かに時が過ぎるのを待つしかない。
 都心は計畫停電が續き、遠方より出社できない人が多いのか、電車も道路も空いてゐて、節電により薄暗くまるで戒嚴令下のやうで不氣味です。すっかり豫約帳が真ッ白になりました。

 ガソリンがない、米屋に行列、電池も品切れ… 買ひ占めせず、たまには外食しませう。東京から元氣を出さねばなりません。過度な自粛はせず、すき燒を召し上がつて頂き、勇氣を與へたいと思ひます。

 計畫停電が郵便番號からわかります。

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2011年3月16日 (水)

すき燒

 東京はけふも輪番停電がある。災害や放射能の危險を考へると會食なんかできないのはよくわかる。それ故、豫約は軒並み取り消されて暇すぎ。使はない電氣製品は小まめにコンセントを抜き、待機電力を使はず、節電に協力。

 さて、先週の京都の話…

Misimat1Misima2 八代目のお麩屋のご主人の話を聞いた後、初ッ端から冷酒を傾け、前菜も美味であつたが、矢張り主菜のすき燒だ。この三嶋亭は京都を代表する老舗中の老舗。以前伺つた時と同じ仲居さんが附いてくれた。甘すぎず、辛すぎず、いい塩梅。丁度、仙臺かとうのご夫妻が挨拶に見えられた時に、此処の卓子は宮城産の仙臺牛だと聞き、我々だけおおいに盛り上がる。どうやら卓子により違ふらしい。
 じっくりと手捌きを見てゐると簡單さうなのだが、同じことは決してできないであらう。簡單に見える程滑らかな動きの熟練の技がそこにはある。素晴らしいの一言に尽きる。


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2011年3月15日 (火)

寺町三條

Misima まだ、災害の復旧目途も立たず、安否が氣遣はれる中、少しは氣分が紛れるかと思ひ更新します。

 先週、火曜日の話。三條と寺町通りの角に1873年創業の三嶋亭は在る。牛肉販賣もしてゐるが、すき燒 今朝の自分よりもこちらのご當主の方が少し若いが、最高の牛肉の買附けに芝浦まで來ると云ふ。
 上下上り下り分けた階段の建物は明治のもので、すきや連の開かれた大廣間は昭和7年の建物だと云ふ。二年前に廣間と云へども椅子と卓子にしてお客様の要望に應へたのだとか。弊社は掘り炬燵式なのだが、大勢の場合全員の脚が落ちる譯ではないので、これも一つの解決策なのだらう。
 天井の飾り照明枠は番浦省吾の漆塗りの作品で、電燈を消すと柄が浮き上がる。

 此処は六角形の電熱器の上に同じ形の鍋が乘り、最初に白砂糖を播き牛肉を並べてから醤油と味醂の混ざつた割り下のやうなものを掛けて味を調整する関西風。
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赤十字を通じた東北関東大震災義援金

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2011年3月14日 (月)

營業します

 今回の大地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆樣、そのご家族の方々に對しまして、弊社從業員一同心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復舊復興をお祈り申し上げます。

 節電、瓦斯の節約に努めてをりますが、すき燒 今朝は本日は營業してをります。

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2011年3月12日 (土)

大地震

 多くのお客樣、友人、知人から安否を問ふお見舞ひメールやお電話頂きました。ありがたうございます。弊社、すき燒 今朝のビルは私と同い年なので、羽目板硝子、壁や柱にヒビが入りましたが、ワインや硝子杯は壊れることなく、從業員も無事です。昨夜は歩いて歸宅しました。

 そんな中、本日、「春のドイツワイン・フェスタ」に、モーゼルはドクトール畑の醸造所ソフィア・ターニッシュ、フランケンのワイン女王メラニー・ウンスケーバーも來場し、この困難な中、凡そ450人もの來場がありました。津波警報發令中の下、港の突端で開催自體を疑問視する方もありました。私も自宅待機してゐましたが、開催と聞いて慌てて出掛けました。重ねが重ねありがたうございました。

 そして、被災された方のお見舞ひとご冥福をお祈り致します。

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2011年3月11日 (金)

驛辯

Bejiben いつも早朝に品川驛から東海道新幹線を利用してゐるが、すき燒 今朝の新橋からだと東京驛が近いので、始發に乘る。丁度、晝食時故、東京驛内地下街で辯當を買ふ。今晩は京都ですき燒をたっぷり食べるので、野菜滿載のヴェジタブル辯當「ベジベン」。併し、子供の頃は必ずと言つていい程「チキン辯當」であつた。
 紙箱の上段に冷めて堅く締まった唐揚げとピンクの漬物、下段には乾いて味も少ないケチャップライスの天に豌豆。たいして美味くはなかつたが、蓋を開ける悦び、子供でも二段仕立てが嬉しく、豌豆を最後まで取つて置いてニコッと笑つて食べる。たいてい途中で食べ飽きて全部は食べられなかつたけれど。
 なんて昔を思ひ出しつつ、つひ、むしゃむしゃと發車前に平らげてしまつた。

 明日はいよいよ「春のドイツワインフェスタ」。朝から準備に向かふ。當日券もあるから、お暇な方は是非。

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2011年3月10日 (木)

ドクターイエロー

Dryellow すきや連が京都で開かれるので、東京驛の新幹線プラットフォームへ行くと、黄色い新幹線が停車してをり、回送列車だと云ふ。それにしても、鐵ちゃんが冩眞を撮りまくる異樣な光景。驛員に尋ねると、新幹線電氣軌道総合試驗車、通稱「ドクターイエロー」だと云ふ。不定期で月に數回しか走らず、線路や架線の状態などを通常の新幹線と同じ速度で走つて觀測すらしい。滅多に見られないからお客さんラッキーですよと驛員さん。何時に何処を通過したと云ふ情報が鐵ちゃんの間では飛び交ふ程人氣があるらしい。いいものを見た。


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2011年3月 9日 (水)

フェスタ最終打ち合はせ

Minatomirai 愈、土曜日は「春のドイツワインフェスタ」となる。最後の打ち合はせで横濱へ行った。何とか切符は捌けてゐるやうで安心したが、ワインの準備や配置で心配は山程ある。まあ、本番は何とかなるだらうが、當日11時から、日本ドイツワイン協會聯合會の臨時総會もあり、その資料作成と司會進行もせねばならない。複製人間が欲しい。
 歸へり掛けのランドマークタワーがこちらの焦りに関係なく、美しい。

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2011年3月 8日 (火)

懇親會

Gajouen 本日は「すきや連」で京都へ出張するが、先週の土曜日、下の娘の學校の懇親會に參加。後援會主催のもので、卒業生を代表して挨拶を頼まれたが、人前で話すのは好きではないし、そんな面倒なことは斷はれと言つてゐたものの、3日前になつて他に居ないのでどうしてもと云ふことになり、致し方なく引き受けた。併し、このところ行事も立て込み、原稿を考へたのは當日午後3時。それから覺へようとするが一向に頭に入らない。

 どうせ會の間は食べられないだらうからと、早めに會場の目黒雅叙園へ行き、午後の紅茶。すっかり寛いでかみさんと取り留めのない話をしてゐる間に時間となり、受附を濟ませると、知人等と歡談。もしもの降板を考へ人には言ふなとかみさんに窘められた爲、挨拶文で頭の中は見事に一杯。誰と何を話したか全く覺へてゐないし、赤ら顔ではいけないと思ひ殆ど飲まず、最初に豚の角煮、燒そば、天麩羅、ローストビーフと單價の高さうなものだけ頂いて、頭の中で反芻する。

 新入生代表がとても立派な話をしたので、原稿やメモを見ることを止めた。まるでロボットのやうに堅い動きで階段を上がり、壇上から見ると千人近い保護者と先生方が照明で霞んで見える。院長と最後まで平身低頭頼んで來た先生の視線だけが目に入る。聲は震えてゐないが、息がきちんと吸えてゐないので腹に力が入らない。結局、用意した原稿の半分程度しか思ひ出せず、何とか辻褄だけを合はせて降壇した。冷や汗どっぷり。同級生からは「立派だつた」と褒められたが、全部話せてないのでこちらの氣持ちとしては全然嬉しくない。過去、結婚式の挨拶でも、原稿通りに喋ることはできなかつたので、これが實力だと思へば致し方なし。

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2011年3月 7日 (月)

羽田

Haneda1_2Haneda2_2 今朝更新する筈が慌てて原稿を消してしまふはドイツワインフェスタの問ひ合はせであたふたした爲遅くなった。

 先週、レス協関東支部會で羽田空港を訪ねた。國際空港開業の伴ひ管制塔も新しくなつたので、その特別展望臺から眺めると、房総半嶋、横須賀邊り、ランドマークタワー、東京タワー、スカイツリーから筑波山まで関東一圓を望むことができる。生憎、曇り空の爲富士山は見えず。畫像、日本航空機の後背に國際發着所が見える。以前の管制塔だと新しく多摩川河口に橋桁の突き出たD滑走路が見え難いから新たに建てたとのこと。空港施設としては、國賓專用舎が在ることも初めて知つた。

 第一發着所5階から、黄昏時の眺めが美しいと云ふエアターミナルグリル キハチで食味會。特別にビュフェ方式として、和洋中の凝った料理が並ぶ。シェフ自らブイヤベースをよそひ、ローストビーフを切り分ける心遣ひ。かう云ふおもてなしの心を學ばないといけない。今回はすき燒 今朝會長も參加したので、珍しく親父とゆっくり話ができた。東京エアポートレストラン社長にはお世話になつた。

KihatiKihati2

 歸へりに國際線の江戸情緒を演出した土産物屋と飲食店を見學。意外と狭くてたいしたことなかった。

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2011年3月 4日 (金)

食品見本市

Foodex 幕張の「食品見本市(Foodex)」へ行き、取引先や知人のワイン醸造所を訪ね、試食や試飲を重ね、最後に獨逸國仕切場(ブース)で「シュペートブルグンダーとリースリング・セミナー」を受けた。
 ドイツワイン基金の亞細亞擔當管理人(マネージャー)とドイツワイン女王が來日し、最近のドイツワインの動向、世界市場の於ける流通などの説明と試飲があつた。獨逸はワイン輸入超過國であり、世界のリースリングの6割りが生産されてゐて、昔乍らの品種が減って、シャルドネやグラウブルグンダー(ピノ・グリ)、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)の生産が増えてゐるとのこと。昔とは全然違ふので、現地の生の聲を聞けてよかった。
 試飲には懐かしいクレメンス・ラングのシュペートブルグンダーや辛口から極甘口までのリースリングの豐かさを實感した。
 女王にドイツワイン・ケナークラブの會報を差し上げたところ、大悦び。彼女が受賞した模樣が記事になつてゐたからだ。折角お會ひしたのに、この綺麗なお嬢さんと一緒に冩眞を撮らなかつたのは不覺であつた。

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2011年3月 3日 (木)

給食

Kyushoku 例年通り、墨田區立堅川中學校の職業講話會に講師として呼ばれ、中一の生徒さんたちにすき燒とソムリエの話をした。去年は反應が少なく、質問しても「別に…」と返答してくれず、非常に手古摺つた。毎年、30分二コマの生徒さんの雰圍氣が全然違ふ。こちらは2回話しても生徒に取つては一回切りなので、真剣勝負。
 今の中學生はパワーポイントや動畫に慣れてゐる爲、話だけでは全然惹き附けられない。そんな反省を元に、今年は萬難を排してすき燒 今朝のパンフの冩眞を見せ、栞を配り、懇切丁寧に説明したところ、こちらの顔は見ず資料ばかり見ることとなつてしまつた。
 最初に手を洗つて貰ひ、口に直接入るものを扱ふ仕事だと認識して貰ひ、途中でワイン瓶、ワインオープナー、國際規格の試飲硝子杯などを回して實物に触れて貰ふと目を輝かして聞いてくれた。何とか食べ物商賣は命を預かる大切な仕事だと云ふことは傳へられたやうだ。

 授業の前に、給食を頂いた。牛乳瓶の牛乳なんて懐かしい。ピラフ、サラダに林檎一切れ。懐かしい味はひに他の講師たちも和む。他の先生の話を聞いてみたいもの。


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2011年3月 2日 (水)

ランガイン

Lange 伊太利北西部に位置するピエモンテ州、タナロ川を挾みほぼ南北に向かひ合ふランゲ地區とロエーロ地區の銘醸造家の集まり「ランガイン」の試飲會が銀座のアルジェントASOであつた。昇降機を降りると暗い廊下の奥左が入り口で、受附を濟ませて、上へ上がる。暗がりの上に硝子張りで一瞬何処が階段か分からず面食らふ。併し、階上は明るく開放感に溢れ、その爲の演出であつたかと納得。窓からは佛蘭西の銘柄ビルが多く見えるので、さすがは銀座とお洒落に感じるかも知れないが、國籍不明都市な感じもうける。

 さて、今回は12生産者の内7箇所の醸造家が來日し、直接質問もできるよい機會であつた。「王樣のワイン、ワインの王樣」として名高いバローロや弟分とも云へるバルバレスコだけでなく、その下位に當たるランゲ・ロッソ、バルベーラ、ドルチェット・アルバ等、2006年に訪ねたことが懐かしい。どのワインも口に含むとなだらかな丘陵地に廣がる葡萄畑を思ひ出す。發泡酒のアスティ・スプマンテ、モスカートも出され、珍しいロエロ・アルネイスも試すことができた。

 一番氣に入つたのは、ドメニコ・クレリコ醸造所の2007年産 ランゲ・ロッソ「アルテ」!高級葡萄品種ネッビオーロ90%に10%のバルベーラを混醸してゐるので、バローロのやうな風格はないにしても、鼻腔を刺戟する香りと力強い味はひはすき燒にも合ひさうだ。伊太利の優男ではない逞しさを備へてゐるが、するりと飲めてしまふ。古い因習に囚われずに新しいワインを模索した「バローロ・ボーイズ」の1つなので、納得が行った。

 トリュフを食べに出掛けた時、レストランで偶然隣の卓子で食事をしてゐたエリオ・アルターレに、不躾乍ら思ひ切つて訪問試飲をお願ひしたら、明日いらっしゃいと親切に招いてくれたっけ。

 クレリコのこの「アルテ」は上代5,500圓となると、今朝では10,000圓は下らない高級ワインの扱ひとなつてしまふ。どおりりで旨い譯だ。ここの若當主は細身の長身で、細い眼鏡がインテリぽいが、『坊ちゃん』の赤シャツを思ひ浮かべる。親切だし、決して嫌味ではないのだが無理して格好附けてゐる感じがする。ワインにはそんな性格は出てゐないのだが…。


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2011年3月 1日 (火)

發音

 耳慣れないと獨逸語のワイン用語も聞き取れないし、話せないもの。ましてや片假名だと却つてややこしい。知人が教へてくれた動畫が面白い。

英譯も附いて、一寸はにかみ乍ら話す醸造家やワイン關係の人々。ワイン農家のほのぼのとした感じが傳はつて來る。

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