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2011年4月20日 (水)

詩人

 薩摩琵琶奏者、友吉鶴心さんの紹介で詩人Chioriさんの出版記念パーティーへ。何んともほんわかした自然體の京都人。心根の優しい人なのであらう、大人しい笑顔の奧に光る芯の強さ。育ちの良さが滲み出るのだらうか。リリー・フランキーを若くしたやうな感じとでも言はうか、自然食品屋の店員のやうな、シャツの下に東南亞細亞風の装ほひ。

 彼は單に詩の朗讀をするだけでなく、ベースの伴奏に語る。熱い言葉が飛び出すのではなくて、飽くまでも自分の言葉で、自分の流儀を通して語られる。全く豫想が附かない。それだけ別世界と云ふことなのだらうか。平成の御代の新しい詩の形なのであらう。19世紀の作曲家ワーグナーも自作の戯曲の朗讀會を幾度もやつてゐたことを思ひ出す。
 詩人で生活できるのか。いつでも微笑みを絶やさずに居られるのか。同じ日本語と云ふ言葉に拘りをもつ者としては、これから成長を見守り應援して行かうと思ふ。然も、裏千家の長男と云ふ茶人から詩人になつたと云ふ異例の經歴。

 本日は加藤大治郎の命日。

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