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2011年6月 3日 (金)

刀鍛冶

Kaji1Kaji2 關と云へば「關の孫六」と云はれる位、日本刀が有名。鎌倉時代1229(寛喜元)年に伯耆國檜原より元重なる刀匠が關に來て、此処で刀を打ち始めたのが始まりだとか。今も刃物産業に携はる人が大勢ゐる。今回も二十五代 藤原兼房さんを訪ねる。愛子樣の守り刀を造るなど現代刀工の最高峰とも云はれる。
 勿論、觀光用ではないので、通常は見せてくれないが今回は特別だ。わざわざ、我々の爲だけに松炭に火を熾(オコ)さねばならないので、心附けは忘れない。
 トン、トン、チンと周期的な反復(リズム)が心地よいが、火花は飛ぶし、熱いし、傍で見てるだけでも汗だくとなる。
鍛えるのは右側の二人で、左に座り鞴(フイゴ)を調整するのが親方席で、二人に續いて合圖を入れる。これが「相づ鎚(アヒヅチ)」な譯。これが下手だとトンチンカンになるとか。

 一寸打たして貰つたが、重くて上へ上がらない。もしも、振り上げたとしても、きちんと叩けないだらう。見てると簡單なのだが、實際にやるのとは大違ひ。そして、完成した太刀を持たして貰つた。重い。妖艶は光を放ひつひ見入つてしまふ。骨董を始めると行き着く先は日本刀なのだとか。分かる氣がした。全て手造り故、研磨、磨きや白鞘を入れて600萬圓。成る程。

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