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2011年6月15日 (水)

カリニャン

Carignan 毎週のやうに試飲會が續くとさすがに疲れも出始めるが、この日は三國ワインの試飲會。ブルゴーニュ切ッての酒商(ネゴシアン)「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」を抱へてゐる大手輸入元。自分では買へないシャムボール・ミュジー村の1級畑〈レ・ザムルーズ〉なんてワインもお目見えする。これは「戀人たち」と云ふ名の畑のワインで、ビオディナミ農法(簡單に云ふと有機農法)により育てられたピノ・ノワールを手鹽に掛けて醸造し、佛蘭西産オーク樽で一年以上寝かせた逸品。希望小賣價格30,000圓と聞けば、その内容にも納得するだらう。最高級と云ふ形容詞はこのワインの爲にあると言つて過言ではない。
 或ひはモンラッシェ村の特級畑〈マルキ・ド・ラギッシュ〉上代85,000圓なんて云ふものも、ここで味を覺へてをかないといけない。併し、つひ素晴らしワインばかりに目が行つて見逃しがちな、ブルゴーニュ南の コート・シャロネーズ地區産の2006年〈リュリー・ルージュ〉がこれまた低價格な割に凝縮感のある素晴らしい味はひであつた。

 勿論、そんな立派過ぎる赤ワインを仕入れてもすき燒今朝では賣れる確率は低いので、安價で香りとコクの釣り合ひの取れたものばかりを探す。見附けましたよ♪ 南佛地中海沿ひのラングドック地方の傳統品種カリニャンを使つた2009年産ラ・クロワザード〈レゼルヴ・カリニャン・ヴィエイユ・ヴィーニュ〉。樹齢40年以上の古樹から摘んだ葡萄を一部佛産オーク樽に寝かせ、より複雑な味はひが出てゐる。通常のカリニャンは混醸用のたいしたことのないものだと云ふ認識を覆された。

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