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2011年7月 5日 (火)

スピーカー

Sp1Sp2 近頃、面白いものを手に入れた。コムパクトディスクの音を増幅器(アムプ)に繋ぎ、そこからこの装置で空氣を震動(スピーカー)させて、蓄音器のホーンから音を出すのだ。平たく云へばCDの音を蓄音器で聽くことになる。
 フルトヴェングラーのモノラル録音はそのまま、雑音もなく、ややこぢんまりとして聽こえるだけでなく、音量調節ができるのだ。どんなに細いエキストラ・ソフトの鐵針でも文句を言はれるが、これだと五月蠅いとは言はれないので助かる。

 子供にしてみれば、クラシックなんざあ耳にしたくない譯で、早速、倖田來未を掛けてみた。すると、どうだらう。何を歌つてゐるのかよく聽き取れて、餘計な飾りが削ぎ落とされた、真ん中の聲だけが真ッ直ぐに届く。何だか昭和歌謡のやうだ。今度は嵐を掛けてみる。すると、味氣ない、貧弱な樂曲となり、途中の櫻井翔の語りは誰だか判らなくなつてしまつた。また、Bzだとこれも本來の装飾音がごっそり抜けて、藤山一郎風な稲葉浩志となる。西野カナだと、昭和の歌姫のやうで優しい聲が響く。實に樂しい。
 たまにかうして聽くのもレコードも削らないし、一考の餘地がある。

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