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2011年7月25日 (月)

新橋ステンション

Simbashi_stenshon_2 明治大正期に活躍した浮世繪師、小林清親(1847-1915)の作品に《新橋シテンション》と云ふのがある。雨の夜に新橋停車場(現汐留復元驛舎)前の雑踏を描いたもので、敢へて鐵道ではなく、其処に集まる人々や人力車を描いてゐる。この繪が手に入らないものかと思つてゐたら、1988(昭和63)年に清親研究會から出された『小林清親名作集 第二集』を巧い具合に落手。オリヂナルは1881(明治14)年、すき燒 今朝の創業翌年であつた。

 繪では駅舎のその直ぐ右手に今朝は在る筈だが、勿論暗くて見えない。早速、この一枚だけを額装した。忠實な複製木版畫故、直射日光の當たる所や燈火の明るい所を避けて、會計横の柱に飾つた。案外と暗い繪なので、氣附かないかも知れないが、創業當時の新橋界隈を傳へる貴重な繪である。

Stenshon

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