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2011年9月 9日 (金)

レース

Lace ブルージュは「レース織り」でも有名で特に「ボビンレース」が市民に愛好されてゐる。時折、扉を開けて自然光でレースを編む姿が見られる。糸をボビンと呼ばれる糸巻きに巻いて、織り臺の上で型紙の上にピンで固定し、ボビンを両手で持ち、左右に交差させ乍ら、平織り、綾織り、重ね綾織りの3種類で紡いで行く。

 このブルージュのレースは、19世紀に聖職者の衣服の装飾品などに使はれたらしい。中世の王樣や貴族の襟のレースを思ひ出して貰ふとわかるが、細かい編みは熟練の職人でも作成に膨大な時間が掛かるので富の象徴でもあつた譯。今は趣味でやる人が増えて來たと云ふ。よいことだ。手藝屋では材料も賣つてをり、矢張り毛足の長い埃及(エジプト)綿は高い。漂白した真ッ白のものとしてゐないものとあり、壁に掲げられた作品は日用使ひには勿體ない程。丁度、レースの展示會もあり、是非購入したかつたのだが、個人の出品は展示のみで販賣はしてゐなかつたのが殘念であつた。

Lace2 その後、巴里のルーヴル美術館ではフェルメールの名畫「レースを編む女」を觀たが、これはボビンレースだと初めて氣附いた。然も非常に小さい繪で吃驚。白耳義で實際に織る所を見たお蔭。


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