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2011年10月 7日 (金)

戀文

Kyoto 明日は子供の運動會、明後日からドイツワインケナークラブ主催の「葡萄収穫體驗旅行」に附いて獨逸へ行つて來る。年に二度も歐州へ行く機會は初めて。その昔、家族との遣り取りはいつも手紙であつた。毎週、せっせと見たこと、やったこと、珍しい食べ物など書いたものだ。勿論、1980年代後半は國際電話もあつたが、高くて緊急時以外は使へなかつたし、今ではメールがあるので手紙の存在意義もだいぶ違つたものになつた。

 さて、先月のことだが、京都で「フェルメールからのラブレター展」を觀た。17世紀、同時代の和蘭繪畫から手紙のもつ通信手段に注目した展覧會で、修復されたばかりの《手紙を読む青衣の女》の他、《手紙を書く女》《手紙を書く女と召使い》も出品され、趣のある美術館でおばちゃんに揉まれ乍らもしっかりと觀られた。ルーヴルとは大違ひだ。青い油彩に使はれた岩石ラピスラズリに就いても説明があり、これはとても作品理解の助けになる、素晴らしい展示であつた。


 


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