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2011年11月 9日 (水)

オーベルシュタイン

 ご存知、数千年後の遠い未來に銀河を二分した「銀河帝國」と反亂軍または「自由惑星同盟」の戰ひを描いた小説「銀河英雄傳説」の舞臺第三段、「外傳オーベルシュタイン篇」を新しくできた澁谷のさくらホールで觀る。

 第一章 銀河帝國篇は物語の主軸となる爲、松坂桃李(ラインハルト)と崎本大海(キルヒアイス)を中心に出演者も多く豪華絢爛な舞臺に、そして「外傳 ミッターマイヤー・ロイエンタール篇」では中河内雅貴(ミッターマイヤー)と東山義久(ロイエンタール)の華麗な踊りが中心となる「動」の舞臺に對し、今回は「靜」の舞臺。激しい戰闘も殆どなく、影のスパイたちを束ねるオーベルシュタイン家の物語となつた。この邊りは原作にないが、見事に辻褄も合はせ、貴水博之(オーベルシュタイン)も嫌味のないスマートな人として描かれ、好感が持てた。もともと、このオーベルシュタインは知謀に闌けた冷酷な嫌味な奴となつてゐるが、實はそれは表の顔であり、両目が見えないという先天的障碍を負つた心根の優しいオーベルシュタイン家の若當主と云ふ意外な展開。途中、第一章と重なる場面を義眼から覗く形でその舞臺公演を映冩し、キルヒアイスも登場して場面を盛り上げたり、肖像畫の裏から兩親が出て來て子供の頃の逸話を話すなど、舞臺としても工夫も凝らされてゐた。

 その上、カーテンコール後に、主役貴水博之自身が作詞した主題歌「Etarnal Sky」を一曲披露してくれるサービスもあつた。サクセスの頃、テレビで聞いたことは生で耳にするのは初めてであり、非常に新鮮。當たり前だが、歌歌ひとして上手なのだ。かう云ふ所は舞臺ならではの醍醐味だらう。
 そして、トークショウもあり、ファンサービスは一流。但し、聞きたくもない飲み會での裏話などは不要だと思ふ。次回は4月にいよいよ同盟軍側を描くやうだ。

貴水博之 CD【銀河英雄伝説 外伝 オーベルシュタイン篇 テーマソング〜Eternal Sky〜】11/10/26発売 貴水博之 CD【銀河英雄伝説 外伝 オーベルシュタイン篇 テーマソング〜Eternal Sky〜】11/10/26発売

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