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2011年11月15日 (火)

三德山

 レス協主催「經營者と女將のトップセミナー」では因幡環境整備の國岡 稔さんより、生ゴミを液肥化して野菜を栽培し、販賣消費後、生ゴミを収集する善循環を繰り返す食品リサイクル事業のお話し。生ゴミは大事な資源であり、微生物の力で有機土壌活性液、即ち液肥料とすることで、もともと食べ物なので安全であり、從來肥料に比べてアミノ酸や有機酸が多く、じんわりと根の張りがよくなり、農作物がよくなると云ふ。人糞を使つた江戸時代のリサイクルに近いのだ。かう云ふことはどんどん推進して、日本中に廣まるといいだらう。

 そして、地元山陰を撮る冩眞家、池本喜巳さんは信念を持つて冩眞を撮る人の苦勞、鳥取縣の山岳信仰の山、三徳山の「投げ入れ堂」撮影秘話を聞いた。愛好家は別に仕事があり趣味で冩眞を撮る人、カメラマンとは出版社に雇はれてゐる報道人、冩眞屋は記念冩眞など人に頼まれて冩眞を撮る人、そして、冩眞家は趣味ではなく、頼まれもしないのに、自分で撮りたいものを冩眞に撮る人だと云ふ。アシスタントを20年も勤めても、ずっと無償であつたこと、誰も撮らない三徳山の樹木の上から撮影したり、冬山に特別に許可を貰つて撮影したゐたのが、この投げ入れ堂が平安初期の建物だと年輪測定から判つてからたいへんな騒ぎとなり、一躍時の人となつたと云ふ。然し、それはこつこつ撮つてゐたお蔭。素晴らしい話であつた。

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