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2011年12月12日 (月)

文樂鑑賞教室

 12月の文樂公演に重鎮たちは上京しない爲、若手中心の組み合はせとなるが、特に「鑑賞教室」は大夫、三味線、人形の三業からなる文樂の説明が最初にあり、それから《曾根崎心中》の良いところ取りで〈生玉社前の段〉〈天滿屋の段〉〈天神森の段〉。

 Bプロを聞いたが相子大夫と清丈との組み合はせの解説が吉本新喜劇のやうな掛け合ひ漫才のやうで下品。そんなウケを狙はず、品を持つて傳へて欲しいところ。初めて耳にする小住大夫の一言もそこだけ浮いてしまつて語りが繋がらず、玉女の德兵衛に合はないのか、突ッ立てるだけで情が傳はらない清十郎のお初など、何だかいつもと違ふしっくりと來ないものであつたのが殘念。諸先輩が居ないので氣を抜いてゐるのであらうか。
 そんな中では津駒大夫、南都大夫、芳穂大夫はよく頑張つてゐた。それに錦吾くんも生真面目に彈けるところはきちんとこなしてゐる姿は好感が持てた。

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