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2011年12月26日 (月)

女人抄

 銀座1丁目の雑居ビルの2階で畫廊を開いてから、15周年を迎へた「柴田悦子畫廊」で中千尋さんの美人畫展「女人抄」へ行く。スクーリングで京都へ行った際に、偶然開かれてゐた個展で知り合つてから、彼女の個展には可能な限り足を運んでゐる。

 濃淡のはっきりした、迷ひのない草花の墨繪と違ひ、淡い色彩の和装美人畫ばかり。今年描いたものばかりだと云ふのにも驚いた。長唄や歌舞伎を題材にしたものばかりで、自分には馴染みの作品が並び、女性らしい艶めかしい色氣を感じるものが並ぶ。鏑木清方を心の先生として、我流で描いてゐると本人は云ふものの、泉鏡花の『日本橋』の挿繪も描いてゐたり、古典に學ぶことは多いのだと云ふ。注目の女流畫家から目が離せない。

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