« 町屋 | トップページ | ドレスデン時代のベーム »

2012年3月29日 (木)

岩倉

Jissouin2Jissouin 洛北の京都國際會議驛から更に奧まった所にひっそりと實相院は在る。此の邊りに幕末の動亂の最中、岩倉具視は隠れてゐたらしい。

 天皇家縁の尼寺ではあるものの、廃佛毀釈以降荒れてしまひ、修復の費用を捻出するのもたいへんだと聞いてゐた。本堂入り口からして、柱に支へ棒があり、柱がだいぶ傾いてゐるだけでなく、素人目にも危ない箇所があり。但し、中には狩野永敬の襖繪や黒漆の板床に新緑や紅葉が映るとさぞかし映えるであらう。表庭は枯山水、裏庭は借景に池があり、も靜かでよい。文化財の保護と云ふ觀點からも、是非、修復して欲しいところ。瓦一枚と違ひ、解體復元にはだいぶ掛かりさうである。蓄音機の演奏會を此処でやれば、また趣が違つていいだらうな。そんなことで修復に繋がるなら幾らでもお手傳ひをしたいが、運搬を考へると躊躇を隠せない。

 顔本で繋がつたお陰で普段は締め切つた廣間にも這入らせて頂き、ご靈驗新かなる「蛙」のお守りを購入。


|

« 町屋 | トップページ | ドレスデン時代のベーム »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/41030/44638436

この記事へのトラックバック一覧です: 岩倉:

« 町屋 | トップページ | ドレスデン時代のベーム »