« 傳法院 | トップページ | 自由惑星同盟 »

2012年4月26日 (木)

森田晴樹

6789ad63162a9bb07771681e7e40b5bb 柴田悦子畫廊で「森田晴樹展」を觀る。植物の岩繪の具と墨繪で、特に墨で描かれた花が月明かりに照らされるやうに、薄ぼんやりとした背景にクッキリ浮かび上がる構圖が美しい。幾度も薄墨を重ねて描いたのであらう、背景の濃淡が奧行きを與へ、そしてその前景で靜かに主張する、彩る線の美しさに打たれた。もうその場所以外に考へられないやうな、揺るぎのない線は迷ひがなく、潔くて清々しい。そして、金泥が僅かに加はり彩りを添へてゐる。これを表装したら、床の間の自然光の中できっと映えるだらう。懐が寂しくて無理なのだが、初めて、表装したいと思ふ作品に出會つた。

畫像は柴田悦子畫廊のHPより轉載「牡丹」。

|

« 傳法院 | トップページ | 自由惑星同盟 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/41030/44928632

この記事へのトラックバック一覧です: 森田晴樹:

« 傳法院 | トップページ | 自由惑星同盟 »