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2012年5月10日 (木)

光の王國

9784863240407Aoitaban 印象派は相變はらず日本人に人氣だが、フェルメールとて例外ではない。たまたま、ドレスデン、巴里とフェルメールを觀たお陰で矢鱈氣になり、銀座で開かれてゐる「フェルメール光の王國展」へ行つた。最新技術で撮影された原寸大の精密印刷畫全37作品が一堂に會しじっくりと見られる。勿論、本物に優るものわけではないが、近くで詳細に觀察できるが面白い。また、携帶で撮り放題なのも笑へる。

 この展示は福岡伸一さんの制作であり、その後本も讀んだ。これは全日空の機内誌「翼の王國」に連載したものに加筆訂正したと云ふ。30數作品しかないので、世界中回って全作品制覇して感じたことを平易に書いてゐる。福岡さんはフェルメールが描く「光の粒」に注目し、當時最新の冩眞技術(針穴を空けた黒函に投影)や生物學者レーウェンフックの顕微鏡を使用したのではないかと推測する。他にもフェルメール本をどっさり買ひ込んで一氣に讀んだが、科學者の新しい視點と云ふ意味でも一番面白かつた。

 來月から伯林國立美術館マウリッツハイスとフェルメールが續々と來日する。

http://books.rakuten.co.jp/rb/フェルメール光の王国-福岡伸一-9784863240407/item/11305518/


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