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2012年6月28日 (木)

カスタニエン・ブッシュ

KastanienWehrheimWehrheim1 ドクター・ヴェアハイム醸造所を訪ねたのは最後の和泉屋旅行であつたので、15年位前であらうか。白髪は増えたとは云へ、カール・ハインツさんは相變はらず抜群の記憶力と、上品で優雅な物腰と語り口。ファルツ五人組の中でも一番貴族的な雰圍氣。母屋も20世紀初頭の建物であり、納屋を改築して試飲室も新しく造られてゐた。

 そして、自ら優良畑のカスタニエン・ブッシュを案内してくれた。日本だとマロニエの名で通る西洋橡(セイヨウトチノキ)が象徴であり、猪も多く棲むと云ふ。それで、晝食には自分で仕留めた猪のソーセージをご馳走になつた。

 赤土の砂岩は水捌けがよく、ピノ・ノワールやリースリングに向くと云ふ。粘土質土壌にはヴァイス・ブルグンダーや他の品種を植ゑてゐるとの由。人柄がワインにも出るのか、綺麗で上品な味はひ。此処のシャルドネはシャルドネらしさがなく、獨逸らしさが前面に出て來る。

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