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2012年7月 9日 (月)

シュタインベルク

Steinberg1Steinberg2_2 ラインガウ地方のハッテンハイム村に在るシュタインベルクの畑はぐるりと壁に囲まれてゐて、赤ぽい粘土質の重い土壌に石灰石が混じる。ラインガウで最も有名なワインの1つだらう。1135年頃にブルゴーニュから辿り着いたシトー派修道士により開墾されたもの。それ故、ブルゴーニュのクロ・ド・ヴージョのやうに、盗難防止に壁を造つたが、期せずして畑の温度を保る効果もあつた。そして、ナポレオンに因り世俗化され、ナッサウ公所有後、1866年にはプロイセン王領となり、そして現在はヘッセン州政府所管となつてゐる。このエーバーバハ修道院の醸造所内で初めて「カビネット」と云ふ肩書きを使つたのは1811年。畑の間の石疊を歩くだけでも、ひしひしと歴史を感じる瞬間だ。

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