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2012年9月21日 (金)

フュッセン

Fuessen 最後の演奏會は初日にリハーサルをした、フュッセンの祝祭劇場。舞臺雛段を少し前に出してくれたお陰で、だいぶ音が前に出るやうになつた。かなりの改善にホッとするものの、管樂器によつては天井の反響板に當たらず抜けてしまふので、向きを變へたり、微調整。兎に角、泣いても笑つても、けふで最後だから、送り出してくれた家族や出資者、それに関係者に感謝して、思ひ切り樂しめ!笑顔で行けと諭す。

 すると、本番コンツェルトマイスターは滿笑顔であつたらしく、絃樂器男子が下を向いて苦笑してゐるのが、客席後方からでも判る。今まで袖から動畫を記録してゐたが、此処では調音室のやうな所から撮影できたのでほぼ真ん中。高品位ヴィデオで何処まで撮れるのか知らないが、綺麗であらうことは確か。新しいヴィデオカメラに三脚は後輩に持たせ、この一週間、本番だけは廻しっ放しであつた。

 最終日は發破を掛けた所爲か、見違へるやうに素晴らしい演奏であつた。各人伸び伸びと、然も樂しさうに演奏してゐることがこちらにも傳はり、指揮者も乘り乘りで振つてゐる。此処までの長い道程を考へると、こちらまでほんたうに感謝の気持ちで一杯になる。日に日に上手になるのが手に取るやうにわかり、學生たちの吸収力と上達に舌を巻いた。

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