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2012年9月18日 (火)

プリマヴェーラ社

Primavera アロマオイルや自然派化粧品製造會社プリマヴェーラ社の新社屋の廣間にて、最初の演奏會。管絃樂團を初めて迎へ、然も獨逸での最初の演奏會と云ふことで、社長が一番昂奮してゐたのには驚いた。リハーサルの間に社内も見學させてくれ、遠くにツークシュピッツ(獨逸最高峰)を見渡し、自然光をふんだんに取り入れ、仕切りのない自慢の事務所を回り、最後に二割引で商品を購入させてくれる大判振る舞ひ。

 地元酪農家が多いであらうからと、交響曲はやらず、酒井雅子さんを迎へたモオツアルトの洋琴協奏曲第23番、日本の《櫻》編曲、ルロイ・アンダーソンやチャイコフスキイの輕快な曲が受ける。アンコールに演奏した外山雄三の《管絃樂の爲のラプソディ》は殊の外受けて、総立ちとなり、再度後半部分を演奏することとなつた。何か譜面さへ用意すれば、もう一曲聽いてくれただらうに口惜しい。獨逸人の餘りの反應に戸惑ふ學生たちの困惑の表情が面白かった。
 全員出番となつた後半は下手扉の開け閉めをし、舞臺進行を司るステージマネージャーをした。實に20數年振りの作業分擔が嬉しかった。拍手に應へて、指揮者にアンコールをお願ひする立場だなんて、滅多にやれない。

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