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2012年10月30日 (火)

駱駝

Higure 作家さんからご案内を頂いたので、西日暮里まで足を伸ばす。開成高校を右手に、左へ路地を入ると江戸時代から變はらない道幅で、お寺と仕舞た屋がびっしり並ぶ所にふと、駱駝が目に入る。なんだこりゃと思ひ乍ら近附くと画廊であつた。元々、町工場であつたのであらう、地下の作業場、一階が搬出用に奥がトラックの荷臺の高さで、天井も高く、二階の床には荷物を上げる爲の扉もある。

 コンクリの冷たい雰圍氣の中ではあるが、「長尾和典展」が開かれてゐた。以前にも書いたが、染みにしか見えないやうな細い墨線の模樣が散らばる不思議な繪。大きいものだと、宇宙のネガを見てゐるやうでもあり、小さいものでも何かしらに見える。でも、見えない氣もする。理解せずに樂しまうと云ふ氣にさせられ、肩の力がスッと抜けるからいい。


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