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2012年10月18日 (木)

ファン・フォルクセン

Photo_2ラシーヌの試飲會。モーゼル上流のザールに在るファン・フォルクセン醸造所のご當主ローマン・ニエヴォドニツァンスキーさん初來日を記念したセミナーもあつた。

100年前評価の高かったモーゼルの辛口に特化し、収穫量を抑へて高品質に拘つている。10世紀末のホテルのワインリストを蒐集してゐると云ふのが興味深い。私のツェッペリン飛行船の献立表に附いてゐるワインリストを見せてあげたいくらい。

 野生酵母を使ひ、殺虫剤、合成肥料は使はず、ひたすら昔乍らの傳統的造りを目指してゐるだけに、エゴン・ミュラーとは全く違ふ先を目指してをり、シャルツホーフベルガーは香りも高くとても上品。でも、お隣のフォルツ(Volz)の方が華やかな感じがして自分好み。

マグナム瓶が小さく見えるご當主はニ米は優に越える長身。チビな私と話す時は目が合ふやうに、わざわざ座ってくれた。その心遣ひが嬉しい。


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