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2012年11月 9日 (金)

河合塾エンリッチ講座

Kawaijuku 河合塾エンリッチ講座に招かれ、「100年前の音」と題して、蓄音機の講義を90分やった。
受驗生だからと云つて無理にレベルを生徒に合はせることなく、HMV194がいきなり出て來た譯ではなく、蓄音機の歴史から、円盤レコードや機械式吹き込み、マイクロフォンを使つた電氣録音へ、音の変遷を5曲を通じて感じても貰つた。

1. Verdi: Celesta Aida (Aida)
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より〈清きアイーダ〉
Enrico Caruso (T.), Salvatore Cottone (Pf.)
エンリコ・カルーソー(テノール)、サルバトーレ・コットーネ(ピアノ)
◎Gramophone Concert Record GC52369x VII (2873b) 1902年11月30日吹き込み

2. Brahms: Ungarische Tänze Nr. 5 g-moll
ブラームス:《ハンガリー舞曲集》より第5番
Fritz Kreisler (Vln.), Haddon Squire (Pf.)
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)、ハドソン・スクワイアー(ピアノ)
◎HMV07966 (A-0753) 1911年11月6日吹き込み

3. Beethoven: Symphonie Nr. 5 c-moll
ベートーヴェン: 交響曲第5番ハ短調《運命》 作品67より冒頭面
Arthur Nikisch (Dir.), Berliner Philharmonisches Orchester
アルトゥール・ニキッシュ(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
◎Monarch Record Gramophone 040784 (1249) 1913年11月10日吹き込み

4. Wagner: Vorspiel zum 3. Akt aus „Lohengrin“
ワーグナー: 歌劇《ローエングリン》より第3幕への前奏曲
Karl Böhm (Dir.), Sächsische Staatskapelle
カール・ベーム(指揮)、ザクセン歌劇場管弦楽団
◎Electrola DB5554 (2RA4391-1) 1939年録音

5. Puccini: Nessun dorma! (Turandot)
プッチーニ: 歌劇《トゥーランドット》より〈誰も寝てはならぬ〉
Beniamino Gigli (T.), Stanford Robinson (Cond.), Philarmonia Orchestra
ベニャミノ・ジーリ(テノール)、スタンフォード・ロビンソン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
◎HMV DB21138 (2EA 14232-1) 1949年10月録音

 一時間で區切り、質問の後にまた曲を掛けたので、かなりの好印象であつた。パワポの資料もよかったと聞いて、ほっとした。 電氣録音で格段に音が良くなったことを實感したとか、今後も殘して欲しいとか、MDなどと違ふなど、それぞれ感想文を書いてくれたが、案外きちんと耳を傾けてくれたことがわかった。通常10名前後のところ、70名近い人が參加してくれたので尚更嬉しかつた。

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