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2012年11月19日 (月)

重ね

 山本冬彦さん推薦の「木下千春展」を觀に、みゆき畫廊までお散歩と思ひきや、驟雨に濡れたのに、觀終はつて外へ出ると既に青空広がる。

小振りの作品でも、院展作家らしさが出るのか、厚味のある作品は少し生真面目な硬いところがある。併し乍ら、薄く描いて絹本を重ねて奧行きを出す技法は初めて觀た。睡蓮や金魚など特に面白い。中でも「大日如来像」を横から描いた作品が一番氣に入つた。大伽藍の紫煙の奧に鎮座してゐる雰圍氣が小さな畫面から匂つ立つところが素敵であつた。

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