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2012年12月21日 (金)

專門家

 各々の道を究めるのはたいへんだ。どんな仕事でも、こつこつとやらねばなるまい。自分も店の案内を書き、連載を抱へてゐるので、讀者の視線で物を考へ、次回は何を書かうかといつも考へてゐる。
 そこで、大沢在昌 『小説講座 売れる作家の全技術』 角川書店を讀んだ。

 それが滅法面白い。兎に角、日々の努力なのだ。生半可な氣持ちで書き綴つてゐては飽きられるし、第一本を買つて貰へない。自分は書くことが專門ではないが、矢張り賣れッ子作家の言葉は重い。讀み手として、この本を讀んでも、まるで教科書のやうに生徒に指導して行くので樂しい。プロにならなくてよかったと思ふ。

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