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2013年1月28日 (月)

十四代

日本橋三越の「襲名10周年記念 十四代今泉今右衛門展」を觀る。初日には作家ご本人もゐらしたのでご挨拶。7~8年前に訪ねて以來、東京での個展は欠かさず伺ふやうにしてゐる。
 今回は明治維新となつて大名家からの注文も入らず、色鍋島が途絶えた頃の十一代から先代までの作品の一部と、それを基に單なる冩しではなく新たに十四代の墨彈きの技法を加へた新しい作品を紹介してゐた。現在まで續く技法、それに加へられた新しい技法が渾然一體となり、新たな美を生み出す。溜息が出るやうな素晴らしい作品ばかりだが、とても買へないのが口惜しい。

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