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2013年6月27日 (木)

先生の先生

 自分の表装の先生の先生の作品を觀に東京都美術館の「2013 表装作品展」へ。此処は改装されて、大きく番號は振つてあるものの、上の階の會場入口へ行くのがとても解り辛い。

 東京表具經師内装文化協會主催で、全國の腕利きの表具師さんの仕立てた掛軸と屏風が並ぶ。矢張り、專門家は違ふなと思はせる技巧が凝らしてある。自分が手掛けるまでは、全く氣附くこともなかつたであらうが、細かい所が自分とは違ふのだ。作品に合はせて裂(キレ)を選ぶのは感覺の問題だから、たいして差はないが、歪まずに裂を裏打ちしたり、寸分の狂ひもなく柄を合はせるところに大きな差が出る。

 自分の技術の稚拙さを感じたが、次回挑戦したくなる技もあって、とても勉強になった。

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