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2013年9月27日 (金)

最北の地

LindickeLindicke2 5日目の午後、最後の訪問先はポツダム近郊、ドイツ最北端のQbAヴァハテルベルク畑のワインを生産するドクター・リンディッケ醸造所へ。ブランデンブルク州に属するのに、ワインは13生産地域内にしなければならない法律があるため、致し方なくザーレ・ウンストルートに入ってゐる云ふのが面白い。

 湖に囲まれた丘の上は、伯林のヴァンゼーと同じくとても温かなので、此処は別天地らしい。併し乍ら、砂土壌故に灌漑設備がないと葡萄も育ち辛い。また、ガイセンハイムと契約して佛蘭西系の品種から交配品種、未だ名もの無き實驗段階の後輩品種まで20株づつ植ゑでゐるので、収穫前のこの時期は一粒程度なら食べてよいと試食ができ、然も葉の違ひもよく理解できた。

 こちらのワインは長く取つてをくワインではなく、精々一年以内、夏のテラスで飲み干すやうな氣樂なワインばかりで、ミュラー・トゥルガウの單一品種ワインは既に賣り切れで、幾つか餘つた品種を混醸したものの他、ロゼ、ドルンフェルダーの辛口、レゲントの半辛口を試飲できた。北緯52度22-26分にも拘はらず、赤黒く色附いてゐるので吃驚した。

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