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2013年10月 2日 (水)

大聖堂

Dom0Dom1Dom2Dom3_2 伯林の東側には大聖堂も在る。80年代後半に1日査証を取り、遊びに來してゐたが、戰災後、修復してをらず、外壁には彈痕も殘り、中には這入ることも能はず、戰後のままであつた。

 元々在つた教會をヴヰルヘルム2世が1905年に建て替へさせ、地下には歴代ホーエンツォレルン家の墓も安置せられてもゐる爲、プロイセン王家の墓所でもあるのだ。1993年に修復後、今回初めて中に這入ることができた。

 外に比べると中は廣くて美しい。20世紀初頭の落ち着いた雰圍氣が今も殘る。幾何學を驅使したであらう半球形屋根(ドーム)の内側も、天井繪もない代はり、バロックのやうにも、ごてごてしてゐない。黄金比を巧みに利用してゐるのか、とても安定感がある。そして、下手に在る巨大なパイプオルガンも目を見張る。どんな音がするのであらう。賣店にはコムパクト・ディスクが賣つてゐた。

 そして、幾重もの階段を登ると、丸屋根の縁を巡ることができ、伯林市内が一望できる。テレビ塔が在るのが東側、ティアガルテンを超えて、自分が働いてゐたオイローパ・ツェンターのメルセデスの廻る看板が見えるのが西側。此の街では未だに常にどちら側か氣にしてしまふ。だいたい、頭の中には25年前の東側の地下鐵路線圖しか入つてゐないので、いちいち地圖を見ることとなる。
 それにしても、此処に上がれただけでも感慨深い。

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