« 忘年會 | トップページ | セーラー服 »

2013年12月17日 (火)

カイユボット

 ブリヂストン美術館の「カイユボット展」へ。ベル・エポック期(古き佳き時代)のブルジョワ階級の日常を描いたカイユボットの展覧會。珍しい作品も來日し、館所蔵の作品も多く展示されて、實りの多いものであつた。

 途中から印象派展に出品を取り止めで距離を取るものの、短艇に熱中して、レガッタに選手で出場する程であつたらしいが、巴里のアパルトマンで弟の彈く洋琴を描いたり、近代都會人の生活を描いてゐる。特に鐵橋の「歐州橋」上の一齣が氣に入つた。下から機關車の蒸氣が上がり、娼婦が金持ちに聲を掛け、紐なしで犬の散歩をしてゐる人の目線が都會人らしい。
 當日の風俗はまだまだ參考になることが多い。伯爵も肖像畫描いて欲しいと思はないと訊かれたが、そんなこと考へたこともなかつた。

|

« 忘年會 | トップページ | セーラー服 »