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新国の歌劇《カルメン》を觀た。既にこの演出は過去に觀たことがあるが、露西亞系の歌手たちがきっちり聲が出切つてをらず、やや物足りない。アイナウス・ルビキスの指揮も極めて中庸で新鮮味もなく、かと言つて惡くもない。豫定調和的な進め方で南歐の溢れるばかりの熱氣が感じられず、殘念であつた。 そんな中では、ミカエラ役の濱田理惠が第三幕で好演してゐた。
投稿者 gramophon 時刻 10時00分 オペラ | 固定リンク Tweet
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