« お染久松 | トップページ | 狐 »

2014年2月21日 (金)

猿回し

 文樂二月公演の第一部は《七福神寶の入船》と云ふ七福神の隠し藝大會。そして、《近頃河原の達引》の〈四條河原の段〉では、よく知つてゐる鴨川の畔が舞臺となる。文字久大夫はもう少し情が語れるといいのだが、今一歩と云ふところ。
 そして後半、〈堀川猿廻しの段〉で住大夫が登場。聲色の分け方は相變はらず的確で、人形を見てゐるだけで、誰が語つてゐるか自然に解るのはさすが。併し乍ら、聲に張りがなく、往年の勢ひがない爲、こちらの集中力が續かず、つひ寝入つてしまつたのが口惜しい。勿體なかつた。何時までもお元氣でゐて欲しい。

|

« お染久松 | トップページ | 狐 »