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2014年5月14日 (水)

納豆

3 ビギニングス主催の日本再發見ものがたり第13回は「大豆の話」。すきや連で知り合った下仁田納豆の社長と100ml瓶に入れられた全國の醤油販賣を手掛ける群馬のお二人をお招きして話を聞いた。

 納豆の始まりは、まるでチーズのやうに、藁苞に通だ大豆の煮豆を馬で長時間運んで、いざ食べようと思ったら腐ってゐたが、誰だか勇氣のある奴が食べたら美味しかったと云ふ。ご飯に載せて食べるのは近年のことで、江戸時代までは味噌汁の具材のひとつであつたらしい。
 さて、藁は年に一回した取れないため、保管中に鼠が糞尿をして、それを知らずに納豆に使ってしまふと病氣が多發したと云ふ。それ故、直接藁で包むのが禁止されて、經木になつた。これも正三角形が一番、効率よく包めるのだとか。我々も煮沸して柔らかくなつた經木を使つて練習してみたが、パートに採用される程上手にはできなかつた。社長さんがされるのは、簡單に見えるのに。群馬産、赤松の由來も、全國に杉を植ゑた時期に、群馬は画一的な山に反對して、赤松や桐を植ゑたお蔭で、経木の8割は群馬産。
 經木には天然のグルタミン酸が含まれてをり、美味しさが増し、通気性に優れ、湿度調整をし、松ヤニの天然抗菌作用があり、經木の獨特な香りがよく、燃やしても有害物質を出さない利點ばかりだと云ふ。その上、炭火醗酵により優しい遠赤外線で室温調整が簡單なのだとか。

 そして、今回初めて手に入つた有機大豆「サトウイラズ」を使ひ、完成した究極の納豆を試食した。豆の風味がよく、臭くない。實に美味しいかつた。


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