親子すき燒體驗
本日はレス協主催による親子すき燒體驗。例年よりも大勢が詰め驅けてくださり、大盛況。
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モノがたりの後半は醤油の話。
目隠しで出された5種の醤油の味をきく。味を添加した甘口、大豆の旨味と濃厚なとろみの溜まり、色は薄いがしょっぱい淡口は直ぐにわかるのだが、複雑な味はひで色の濃い再仕込みと濃口の違ひが微妙であつた。自分は再仕込み醤油が好きで、甘口は苦手であつたが、人それぞれと云ふのも面白い。
アイスクリームに合ふのは再仕込み、納豆に合ふのは溜まり、冷や奴に合ふのは淡口、玉子掛けご飯に合ふのは甘口など、吃驚するやうな組み合はせも色々あつた。試食の他、和食処「德竹」さんの美味しい和食に持ち込ませて貰つた日獨ワインがとても合ひ、大いに盛り上がった。
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ビギニングス主催の日本再發見ものがたり第13回は「大豆の話」。すきや連で知り合った下仁田納豆の社長と100ml瓶に入れられた全國の醤油販賣を手掛ける群馬のお二人をお招きして話を聞いた。
納豆の始まりは、まるでチーズのやうに、藁苞に通だ大豆の煮豆を馬で長時間運んで、いざ食べようと思ったら腐ってゐたが、誰だか勇氣のある奴が食べたら美味しかったと云ふ。ご飯に載せて食べるのは近年のことで、江戸時代までは味噌汁の具材のひとつであつたらしい。
さて、藁は年に一回した取れないため、保管中に鼠が糞尿をして、それを知らずに納豆に使ってしまふと病氣が多發したと云ふ。それ故、直接藁で包むのが禁止されて、經木になつた。これも正三角形が一番、効率よく包めるのだとか。我々も煮沸して柔らかくなつた經木を使つて練習してみたが、パートに採用される程上手にはできなかつた。社長さんがされるのは、簡單に見えるのに。群馬産、赤松の由來も、全國に杉を植ゑた時期に、群馬は画一的な山に反對して、赤松や桐を植ゑたお蔭で、経木の8割は群馬産。
經木には天然のグルタミン酸が含まれてをり、美味しさが増し、通気性に優れ、湿度調整をし、松ヤニの天然抗菌作用があり、經木の獨特な香りがよく、燃やしても有害物質を出さない利點ばかりだと云ふ。その上、炭火醗酵により優しい遠赤外線で室温調整が簡單なのだとか。
そして、今回初めて手に入つた有機大豆「サトウイラズ」を使ひ、完成した究極の納豆を試食した。豆の風味がよく、臭くない。實に美味しいかつた。
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今月一杯、東急百貨店本店の屋上で麦酒庭の前に、野外調理(バーベキュー)をやってゐるので利用してみた。大人2,000圓で持込自由と云ふのが目新しい。地下食料品街で食材セットや飲料を買つて貰ふのが目的らしいが、折角なので自もっと安いスーパーで肉を仕入れ、鶏もも肉は適當な大きさに切り分けて白ワイに漬け、冷凍仔羊肉を解凍して骨毎に切り分けて赤ワインでマリネにし、野菜も刻んで、自宅から極上の調味料を持ち込み、持って行った。
自分の見立てたワインで、自分で燒けるので、變な氣遣ひをせず、愉快であつた。半生位で食すのが好きなのに、がっつり火入れされた硬い肉は希望しないが、自分で燒けないと往々にして食べさせられることが多い。
今回は高畠ワインのピノ・シャルドネ・スパークリング、2011年産ファン・フォルクセン醸造所のシーファー・リースリング、2012年産のコンテルノ・ファンティーノ醸造所のドルチェット・バスティア、それに1998年産のチェレット社のバローロを選んだ。曇り空で然も風が冷たかったが、炭火で暖かく、たまにはかう云ふのもよいものである。
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知人の銀座店が2丁目の昭和通りの角に移轉し、その矢場とん 新東京銀座店お披露目内覧會にお招き頂いた。
元は燒肉屋であつたところを上手に改装され、地下1階は元の店のほほ同じテーブル配置で團體向け、一階部分は一人でも這入れるやうに大卓子で食べられ、二階は間仕切りで分けられるので家族向けと云ふ感じ。その上、店内には式年遷宮で切り出された切り株やご神木も飾られ、行くだけでパワーを貰へさうなところが凄い。
母の在所の八丁味噌に昔から親しんだ故、味噌カツは大好き故、是非、家族を連れて来よう。益々のご繁昌を祈念す。
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