真夏の美の夢
古家野雄紀さんからご案内を頂き、九段耀畫廊で「真夏の美の夢」展を觀る。主に藝大生や院生の日本畫作品が並ぶ中、色使ひの所爲なのか、古家野さんの黒地に螺旋群像圖と正方形の青地に龍の繪が目を惹く。その他、傳統技法を驅使し乍らも、自らの畫風を成立されてゐる人、自信はあらうが今ひとつ訴へて來ない人など、樣々な作品の可能性を信じつつも、今後彼等が生き殘るのは至難の業だ。
| 固定リンク
古家野雄紀さんからご案内を頂き、九段耀畫廊で「真夏の美の夢」展を觀る。主に藝大生や院生の日本畫作品が並ぶ中、色使ひの所爲なのか、古家野さんの黒地に螺旋群像圖と正方形の青地に龍の繪が目を惹く。その他、傳統技法を驅使し乍らも、自らの畫風を成立されてゐる人、自信はあらうが今ひとつ訴へて來ない人など、樣々な作品の可能性を信じつつも、今後彼等が生き殘るのは至難の業だ。
| 固定リンク
先週、柴田悦子畫廊に「森田晴樹展」を觀た。ご縁がなく手にすることはなかつたが、濃い墨を背景にぼんやり花にだけ光の焦點が當てられたやうな獨特な形式が美しい。墨と金しか使つてゐないのではないか。今回はそれに螢も飛んでゐたのが如何にも清々しい初夏を思はせる。また、どんと真ん真ん中に花が來る從來の作風ばかりか、背景の黒部分が多く、左右に花を配置した作品もあつた。これは初めてである。
ご年配の作家さんだと聞き及んでゐるが、常に進歩してゐるのだ。自分も見習はねばなるまいて。
| 固定リンク
椿ギャラリーに行く爲に京橋で降りたが、凄い變はりやうで驚いた。奧の小さい方の場所で、「武田史子展」を觀た。新作なのであらう、1/30など、第一刷ばかりが並ぶ。濃淡のくっきりとした植物の靜物畫が多いが、細かい線が丁寧で、僅かに色が入り、靜謐感が抜きに出た美しさ。暫く見入つてしまつた。
| 固定リンク
銀座の屋上庭園枝香庵でのART TO HEART VOL.5 -東日本大震災チャリティー企畫-を觀る。かなりお手頃價格からそれなりの作品まで色々あつた。葉書や扇子に、似顔繪をその場で描くなんて云ふのもあり、面白い。
| 固定リンク
デジタルクリエーター23人展へ行った。末廣町に在る千代田區の廢校を利用した美術展示場、3331 Arts Chiyodaと云ふ建物の地下。昔は教室であつたことが直ぐに判るやうな施設だが、其処に若手23人のデジタルアート作品が並ぶ。
鉛筆で精密な原畫を描いてから、それをスキャナーで讀み込み、コムピューター上の畫面で色附けをして行くのだと云ふ。水彩調のものであつたり、漫畫や劇畫のやうな感じであつたり、それぞれの個性が出てゐて面白い。過去2年位見てゐる人は垢抜けてゐたり、進歩が垣間見られて樂しかつた。
| 固定リンク
最近のコメント