2012年5月16日 (水)

東京ドイツワイン協會

MazutakiTamago この頃ドイツワインの集まりばかりお誘ひを受ける。まあ、聯合會の事務局長だから仕方ないが、京橋ワインさんの試飲會は最近の造り手の傾向もわかり、興味深かった。そして、東京ドイツワイン協會の総會が築地の新三浦であつた。

 ロイヤル・コペンハーゲンやジノリの器に和食が載せられて出て來るモダンな盛り附け。また、水炊きは最初にスープだけが出て、その後一人用の鍋で供されるのにも吃驚。これにはファルツのクニプサー醸造所の造る2005年産ディムシュタイナー・マンデルプファット・ヒンメルセレヒ・シュペートレーゼ・トロッケン(グローセス・ゲヴェクス)が
よく合つた。適度な熟成具合が柔らかく煮込まれた鶏肉と抜群の相性であつた。そして、厚燒玉子にはラインガウのハンス・ラング醸造所の2011年産の若いリースリング・カビネットが爽やかで仄かな甘味が玉子によく合ふのだ。かうして、選び抜かれたワインだと和食にもよく合ふことが實証された感。堪能させていただいた。


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2012年5月15日 (火)

ワイン東京2012

 東京流通センターで WINE TOKYO 2012 があつた。日本ドイツワイン協会連合会も後援してゐるので、招待状を頂き訪れたが、入り口で國際企劃のテイスティンググラスを300圓で購入し、それに注いで貰ふ仕組み。勿論、このグラスは持ち歸へることができる。併し乍ら、人が多くてなかなかワインを注いで貰へない。

 立ち止まる度に取引先やFBで知り合つた人に挨拶を交はして、たっぷり試飲。先日、リオハの古酒をすき燒に合はせてくれたワイナリー和泉屋さんの所ではご自慢の西班牙ワインの數々を堪能し、日本のワインコーナーでは、各社の技術向上に感心し、ドイツワインは唯一ラシーヌさんだけ、モーゼルのクレメンス・ブッシュ醸造所の9アイテムを並べ、灰色シーファーと赤シーファーと土壌の違ひが樂しめた。それにしても、ドイツワインが其処しかないと云ふのが悲しい。

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2012年5月 9日 (水)

ドイツワインの日

 4月28日が「ドイツワインの日」に制定された。日本でのドイツワインの普及に尽くした古賀 守先生を偲んで、お弟子さんたちが内々で開いてゐたものを、大々的に全國的にドイツワインを飲まうと云ふ日として制定された由。當日は在日獨逸大使館から参事官がご挨拶にいらっしゃるなど賑やかな祝賀會ではあつたものの、實行委員に名を連ねてゐたが會議に欠席すると、議事録もなく、何ら情報は知らされず、丸切り状況が把握できず、單にお手傳ひだけとなつた。
 來年からはGW(ゴールデン・ウィーク)はジャーマン・ワインとして賣り出して行く方がよささうだ。

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2012年4月20日 (金)

試飲會二本立て

Muellerthurgau 先日、試飲會及びセミナーが重なり、掛け持ち二本立てで場所を移動し、孰れにも不義理をせず、顔を立てられ、しっかり味はつて來れた。
 最初にサッポロさんのワイン試飲商談會。ほぼ全輸入ワイン、國産ワインが並ぶ一同に試飲できる。中でも、國産ミュラー・トゥルガウの微發泡ワインが美味。これは豫想に反して、華やかな花の香りと云ふよりはソーヴィニヨン・ブランのやうな​若草の香りいっぱいで、仄かな甘味と微炭酸が飲み易い。上代1,200円なら立派。

Lp_seminor 續いて、三越前へ移動し、ローラン・ペリエ社は名うてのシャムパーニュ・メゾン(製造社)の最高醸造責任者のセミナー。

 他社との差別化には品質向上しかなく、ウルトラ・ブリュットは補糖零、ブリュットL.Pはメゾンの代表、名刺代はりとして誰にでも飲み易いものを心掛け、グラン・シエクルはよいヴィンテージだけを集めた、マルチ・ヴィンテージの新鮮でゐて、繊細な上力強さも兼ね備へた味はひを目差し、ロゼは赤白ワインを混ぜることなく、最初から赤くオレンジかかった色合ひの出るピノ・ノワールだけに特化し、香りのよいものを特に選んで造つてゐると云ふ。微細にわたる、確固たるシャムパーニュ・メゾンの拘りと誇りを感じた。

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2012年4月18日 (水)

リースリングの環

Kyoubasi 先週、「リースリング・リング」があつた。世界中のリースリング種だけの試飲會、然も入場料を取るので、こちらも大きな顔をして頂ける。知人の營業人やら、輸入元を訪ね歩き、少なくとも獨逸ワインだけは全部試した。香りが高く、アルコール度數がやや低めで、ミネラルの感たっぷりとしたワインとしては、ドイツが抜きに出た特徴がある。

バードランドの和田さんのセミナーでは、リースリングは料理がますます進むワインとして売り易く、もう原価率ではなく価格で考えることが大事だと。スマホを使えばその場で上代価格が判ってしまう位、お客様も値段に敏感になったと話してくれた。すき燒今朝のお客樣はそれでもご納得いただいて、ワインを飲んで下さるので感謝。


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2012年4月17日 (火)

ワイン&グルメジャパン展

Portugal 今月第一週に東京ビッグサイトで「ワイン&グルメジャパン」があつた。餘り大きな展示會であると、なかなかコレと云ふワインに出會ふ機會もない。それが、たまたま知人の紹介で獨逸人が葡萄牙へ行つてワイン造りをしてゐると云ふので紹介された。

 クインタ・ダ・プランセルの地元品種のワインが香りもよく、酸味、澁味、奥行き、餘韻なかなかのもの。但し、まだ日本には輸入されてをらず、相手を募集してゐる最中であつた。大勢に一度に相手にしたことがないのだらう、一人づつ丁寧に説明し乍ら進むので、自分の番が來るまでだいぶ待たされた。この邊りは頗る獨逸人らしいのだ。そして、一頻りドイツ語で話すと、だいぶ耳が慣れて理解するが、話すには單語が出て來なくて困る。

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2012年4月 5日 (木)

Katsuyama 宮城調理製菓專門學校は白耳義の調理師學校に引けを取らない廣さと最新の施設で吃驚。さすが勝山グループだと感心して、マイクロバスで勝山酒造へ。震災前に市内の舊藏を移轉し、設備には大きな被害はなかつたと云ふ。すき燒今朝では震災以降、少しでも復興に役立たうと「」を扱つてゐる。今回はその上級酒が嗜めるのが樂しみであり、どんな酒藏なのは興味津々であつた。

 酒藏内は撮影禁止であつたが、遠心分離器を利用した「」の味はひが奧深く、非常に完成されたもの。そして、清酒でソーテルヌを目指したと云ふ「」は食後酒として飲むに相應しいふくよかさと深い甘口が口に廣がるが、餘韻も心地よく最高だ。これは凄い。貴醸酒なら理解できるが、よくぞ此処迄頑張った。

 早醸もとを使ひ、最新機器の數々を驅使し、清酒となつてからはタンク毎の混醸はせずに、瓶熟成のみだと云ふ。12代目の藏元、ご長男の平藏さんと、三男治平さんの心意氣には感心するばかり。日本酒ルネサンスは來てゐるのかも知れない。

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2012年3月23日 (金)

ミッテルライン

Ratzenberger1 豐洲のカフェハウスヘレンベルガーホーフの試飲會があつた。ラインガウ地方のゲオルク・ブロイヤー醸造所から三代目となる娘さんのテレザ・ブロイヤーが、ミッテルライン地方からラッツェンベルガー醸造所からご当主ヨハン・ラッツェンベルガー(畫像)が來日。前々日に武蔵小金井の黒べこで一緒であつた爲、既に顔見知りだと、話も訊き易い。

 リューデスハイムはワイン觀光の拠點となる村だけに、觀光客向けのどうでもいいワインが多い中、ゲオルク・ブロイヤー醸造所は酸味の生きた辛口主體の味はひで、QbAなのに一萬圓もする辛口リースリングは單一畑の良さが出た丁寧な造り。時折、シュペートブルグンダーやリースリング・ソヴァージュを置くことにしてゐる。

 そして、ミッテルラインでVDPに加盟してゐるラッツェンベルガー醸造所は甘口から辛口まで、黒シーファーの上質な畑のミネラル感を抽出したいい造り手である。30年前から手作業で瓶内二次醗酵の本格的なゼクト(スパークリングワイン)を造つてゐるが、すき燒 今朝ではやや甘味の殘るQbA カスパーR を置いてゐる。

 お二方のミニセミナーもあつた。矢張りワインの元となるのは、葡萄であり、畑の説明が主となる。昨年の収穫體驗のやうなヤワな作業ではなく、急斜面での作業は想像を絶する苦勞があるのだらう。次回、來日の折には是非、立ち寄っていただかう。

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2012年3月16日 (金)

すき燒とリオハの古酒の會

Riojakoshu 先日、顔本だけで知り合ひ、まだ會つたこともない人から豫約を頂き、西班牙のリオハの古酒を樂しむ會を、すき燒 今朝で開いて頂いた。附き切りでワインのサービスをしたが、なかなか合つたやうだ。

 最初から赤ワインの爲、合はせる料理にも氣配りが必要となつた。
  CVNE IMPERIAL RESERVA 1995
  CVNE VINA REAL RESERVA 1994
  CVNE IMPERIAL RESERVA 1991
  RIOJA BORDON GRAN RESERVA 1987
  VINA POMAL GRAN RESERVA 1985
  FAUSTINO GRAN RESERVA 1982

 特に91年産のワインがコルクを抜栓しただけで、ふくよかな香りが廣が​り印象的であつた。


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2012年3月15日 (木)

セミナー

Koenigin Foodexでは、毎年ドイツワインセミナーが開かれ、今年はザーレ・ウンストルート地方のワイン女王と共にドイツワイン・インスティテュートの亞細亞擔當者も來日し、久し振りに直接話すことができた。

 セミナーは近年の動向と共に、シュペートブルグンダーとリースリングの試飲。以前は豫算がたっぷりと附いたので珍しいワインも多かつたが、今回は協賛輸入元の名前入りで苦しい臺所事情が察せられる。北嶋裕さんの通譯も丁寧でわかり易くいちいち納得。

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